新たな映画の未来を切り拓く「fundnoteK2投資事業有限責任組合」設立

新たな映画の未来を切り拓く「fundnoteK2投資事業有限責任組合」の設立

株式会社fundnote（東京都港区、代表取締役：渡辺克真）は、株式会社K2 Pictures（東京都目黒区、代表取締役：紀伊宗之）とのコラボレーションを発表し、映画製作ファンド「K2P Film Fund Ⅰ」への投資を目的とした「fundnoteK2投資事業有限責任組合」（LPS）を新たに設立いたしました。この取り組みは、日本の映画業界に新たな資金調達の仕組みをもたらすものであり、映画製作を通じて文化的価値と経済的利益を追求します。

LPSの概要

新設された「fundnoteK2投資事業有限責任組合」は、投資事業有限責任組合（LPS）形式を採用し、適格機関投資家など限られた投資家を対象とした私募商品です。組成日は2025年7月とされており、出資対象となるのは「K2P Film Fund Ⅰ」。このファンドは、日本国内外から高い評価を受けている監督やクリエイターたちが参加することで、質の高い、そして収益性の高い映画製作を目指しています。

本LPSの主な事業内容は、映画の製作、配給、二次利用権の販売など多岐にわたりますが、特に日本映画業界に外部からの資本を呼び込み、映画製作を支援する新しいビジネスモデルを提供することに注目が集まります。

K2P Film Fund Ⅰの魅力

具体的には、「K2P Film Fund Ⅰ」は、岩井俊二氏や是枝裕和氏など、著名な監督陣が参加することで話題を呼んでいます。また、MAPPAなどの制作スタジオや若手クリエイターたち、例えば枝優花氏や広瀬奈々子氏、ゆりやんレトリィバァ氏などもこのプロジェクトに関与しているため、ジャンルやスタイルにとらわれず、さまざまな映画が制作されることが期待されています。

これこそが、ファンド設立の大きな目的であり、映画という文化的資産を通じて、投資家とクリエイターの双方に新しい価値を提供することです。この新たな取り組みは、投資を通じて映画産業を盛り上げるというfundnoteの理念にも合致しています。

会社概要

fundnote株式会社は、資産運用会社として、映画ファンドを通じた直接的な資金調達を手掛けています。「投資を通じて日本を豊かに、人生をもっと豊かに」の理念のもと、映画文化を支え、産業としての映画の発展に寄与しています。

また、K2 Picturesは2023年8月に新たに設立され、映画製作ファンド「K2P Film Fund Ⅰ」の立ち上げを発表しました。カンヌ国際映画祭に合わせたプロジェクトの実施は、日本映画の新しい生態系づくりを意識したものです。新しい映画製作の形を通じて、投資家とクリエイターのさらなるコラボレーションを促進するために、彼らは着実に活動を進めています。

このような背景を持つ「fundnoteK2投資事業有限責任組合」は、今後の映画製作シーンにおける重要な役割を担うことが期待されています。