浦沢直樹の描き下ろし原画オークションが新たに開催！

浦沢直樹描き下ろし原画オークションが開催

2025年の夏、旧尾崎テオドラ邸では「浦沢直樹描き下ろし原画オークション」が稼働します。本オークションは、展示企画「浦沢直樹テオドラ邸 de あさドラ！展」にあわせて実施されるもので、魅力的なアート作品が出品されます。

オークション概要

この度のオークションは、2025年7月19日（土）10:00から始まり、9月2日（火）21:00までの期間で行われます。主催は一般社団法人旧尾崎邸保存プロジェクトで、オークションプラットフォームは株式会社ものばんくが提供しています。出品されるのは、浦沢直樹が手がけた描き下ろし原画6点で、当該作品にはオリジナルの作品証明書も付属しています。購入者はこれらの作品を実際のテオドラ邸で鑑賞できるため、より一層の価値を感じることができるでしょう。

出品作品の詳細

オークションには以下の作品が登場します。すべての作品は原画サイズがW272×H381mm、額装サイズはW326×H431mmです。

1. 『あさドラ！』：浅田アサ
単行本『あさドラ！』第3巻の表紙に使用されたセルフカバー。

2. 『20世紀少年』：遠藤カンナ
氷の女王として再登場するシーン。浦沢直樹作品『RETURN』を読んでいる姿。

3. 『20世紀少年』：ともだち
単行本『20世紀少年』第20巻の表紙に使用されたセルフカバー。

4. 『YAWARA！』：猪熊柔
単行本『YAWARA！完全版』第22巻の表紙のセルフカバー。

5. 『Happy！』：海野幸
ウィンブルドン大会での、サブリナ・ニコリッチとの戦いのクライマックス。

6. 『MONSTER』：ニナ・フォルトナー
喜びに溢れる最終回、最後の登場シーンを描いた作品。

オークション参加方法

オークション参加には、日本国内在住で18歳以上の方が対象です。最低入札価格は100万円（税抜）で、入札単位は1万円（税抜）となっています。自動入札を利用する場合、システムの仕様により千円単位での応札が可能です。また、終了5分前に入札があった場合には、入札の締切が5分延長されるルールも適用されます。

一般社団法人旧尾崎邸保存プロジェクトの思い

一般社団法人旧尾崎邸保存プロジェクトは、2020年に解体の危機に直面した世田谷区豪徳寺にある明治時代の洋館を守るために設立されました。これまで多くの漫画家や地域住民の協力を経て、2024年に新たに「旧尾崎邸テオドラ邸」としてオープンしました。この施設では、漫画に関する展覧会やグッズショップなどが楽しめるスペースが用意されています。