新たに生まれ変わった『増補版ガザとは何か』
パレスチナ問題を知るための書籍『増補版ガザとは何か』が2026年2月11日に株式会社大和書房から発売されます。この著書は、著名な現代アラブ文学及びパレスチナ問題の専門家である岡真理によって書かれたもので、彼女の深い知見が盛り込まれています。これまでの『ガザとは何か』が踏襲した歴史的文脈や現状の解説に加え、増補版では永井玲衣氏との対談や新たな論考が追加されています。
パレスチナ問題の現在
昨年10月から始まったイスラエルのガザへの攻撃は、我々にこの問題の根深さを再認識させています。しかし、岡氏はこの問題が「10月7日から始まった」ものではないことを強調しています。パレスチナ問題は、歴史的な文脈を無視しては理解できません。増補版では、その背景を知るためのヒントを親しみやすく提供しています。
目次の紹介
増補版の目次には、以下のような内容が含まれています:
1.
ガザとは何か
2.
ガザ、人間の恥としての
3.
論考の数々
- 「この人倫の奈落において」
- 「ナクバという《ジェノサイド》」
- 「ガザは甦る」
4.
対談 永井玲衣×岡真理
5.
書き下ろし「ジェノサイドは終わっていない」
6.
パレスチナ人女性からのメッセージ
7.
『ガザとは何か』の次に触れたい10作品
8.
Q&A
この目次からも、著者がいかに多角的にこの問題を捉えているかがわかります。特に、女性の視点や現状に対するリアルな声は、読者にとって新たな発見となるでしょう。
著者岡真理の経歴
岡真理は1960年に生まれ、現代アラブ文学やパレスチナ問題を専門とする知識人です。彼女は早稲田大学文学学術院の教授や京都大学名誉教授を歴任し、アラビア語の修士課程を修了後、エジプト・カイロ大学に留学しました。岡氏は、数々の著作を通じてパレスチナ問題を広く伝えてきました。彼女の文章は歴史を踏まえた深い見解を持ちつつも、一般読者にもわかりやすく書かれているため、多くの読者に親しまれています。
読み進める価値がある書籍
『増補版ガザとは何か』は、ただの資料集ではなく、パレスチナ問題の本質を理解するための重要な指針となる一冊です。著者が綴る言葉の奥には、パレスチナの人々の声やその歴史が生きており、読者は彼らの苦悩や希望をも感じ取ることができるでしょう。エジプトやモロッコでの経験を経て、岡氏は独自の視点からこのテーマに光を当て、我々に問いかけています。
発売は2026年2月11日、興味がある方は手に取ってこの貴重な知見に触れてみてはいかがでしょうか。定価は1,100円(税込)、352ページの文庫判として手に入れることができます。