待望の新作！あさのますみ『おかしのいえけんせつがいしゃ』10月刊行

あさのますみの最新作『おかしのいえけんせつがいしゃ』が登場！

株式会社ポプラ社から、2025年10月8日（水）に発売される新しい絵本、あさのますみの『おかしのいえけんせつがいしゃ』が話題を呼んでいます。著者は、累計25万部を超える人気絵本「アニマルバス」シリーズの作家であり、期待が高まる一冊です。表現力豊かなイラストを手掛けるのは、しんたにともこさんです。

この作品は、子どもたちの夢を形にしたものとして、「おかしのいえ」のテーマで展開されます。読者はページをめくるたびに、甘い香りが漂ってくるかのような幻想的な世界に引き込まれます。誰しもが抱いた「おかしに囲まれて生活したい」という夢を、物語を通じて体験できる内容になっています。

物語のあらすじ

物語の主人公であるきつねさんが訪ねたのは、理想の「おかしのいえ」を建てることができる「おかしのいえけんせつがいしゃ」。まずは好きなお菓子や色を選び、工事の開始です。キャンディーで作られた柱、ホットケーキの床、ドーナツの窓など、想像の世界が広がります。きつねさんと一緒に選ぶことで、世界で唯一の「おかしのいえ」を自ら作り上げていく過程が楽しめます。ユーモラスな営業クマノや真面目な設計士コブタなど、愉快な仲間たちとも一緒に物語が進展します。

作品の魅力

この絵本の特徴は、まず美味しそうなお菓子たちがページごとに登場し、甘い魅力の世界を展開している点です。『おかしのいえけんせつがいしゃ』では、ふわふわのカステラのソファや、焼きたてのアップルパイでできたドア、カラフルなチョコレートの屋根や、ホカホカのホットケーキの床など、見ているだけで心が弾むような描写が特徴です。しんたにともこさんの描くイラストは、豊かなシズル感とぬくもりが感じられ、子供たちの想像力を刺激することでしょう。

ストーリーの構成も非常に魅力的です。「どのお菓子が好きか」「窓はどのタイプが良いか」「屋根は何で作るか」など、きつねさんと一緒に考えながら物語が進むため、読者自身の好みや想像が大いに広がります。自分にとっての理想のおかしの家を思い描くことができる作品です。

更に、登場キャラクターたちも個性豊かで、食いしん坊で楽しいシロクマ（クマノ）をはじめ、失敗を重ねながらも仕事を進めるおっちょこちょいなペンギン兄弟（ペンコ＆ペンタ）や職人氣質のコアラ（コアラン）など、読者を楽しませる要素が満載です。

著者紹介

あさのますみさんは秋田県出身で、数々の賞を受賞している作家です。作品には『ヨルとよる』や『ちょうちょむすびのムスビーナさん』などがあり、声優としても浅野真澄名義での活躍もあり、幅広い才能を持っています。

イラストを担当するしんたにともこさんは東京都出身で、フリーのイラストレーターとして様々な作品を手掛けています。彼女の表現力豊かなイラストは、多くのファンに親しまれています。

この魅力あふれる絵本『おかしのいえけんせつがいしゃ』は、絵や物語から夢と楽しさを感じ取ることができる一冊です。子どもたちの夢を叶えてくれる、心温まる作品となること間違いなしです。発売が待ちきれません！