物語投稿サイトTalesが新たなステージへ
2024年5月に正式オープンを控える物語投稿サイト「Tales」が、3月10日にベータ版の執筆機能を先行公開しました。この新しいプラットフォームは、クリエイターが自由に作品を投稿し、さまざまなメディアを通して自分の物語を広めることを目指しています。
Talesの特徴と目的
Talesは、クリエイターとその作品に光を当てるために制作されたサイトです。参加者は小説、マンガ、アニメ、映像作品などを通じて、幅広いジャンルの物語を楽しむことができます。このプラットフォームでは、ただの作品投稿にとどまらず、作品を色々なメディアとつなげる機会が提供されます。
運営元であるnote株式会社は、これまでもクリエイターのデビューを助けるコンテストを数多く実施してきました。noteで注目を浴びた作品は、300冊以上の書籍化や舞台化、映像化された実績を持ち、Talesもその流れを受け継ぎます。
エンタメ原作部門が誕生
Talesでは、noteが主催する創作大賞2025の「エンタメ原作部門」の先行エントリーが始まりました。この部門では、マンガや映像作品の原作を募集しており、アミューズクリエイティブスタジオやKADOKAWAタテスクコミック、テレビ東京などのメディアが審査に参加します。エントリー対象は、3月10日から4月21日まで。選ばれた作品は、メディア化へ向けての検討がなされる可能性があります。
クリエイターの声に応える仕組み
Talesでは、クリエイターの意見を取り入れた機能をさらに充実させていきます。例えば、作品の閲覧データを元に読書傾向を分析し、収益を還元する仕組みや、読者との出会いを促進する推薦機能が予定されています。このようにして、クリエイターがより多くの人々に作品を届けられるサポートを提供することを目指します。
進化し続けるプラットフォーム
Talesの編集長、萩原猛氏は、「このエディターはまだ未完成だが、ユーザーの増加と共に進化し続ける」と述べています。彼は、クリエイターには積極的な意見や感想を求めており、そのフィードバックをもとにプラットフォームの改善に努める意向を示しています。
まとめ
物語投稿サイトTalesは、クリエイターとその作品の可能性を限りなく広げる場所です。エンタメ原作部門の開設など、魅力的な機会が次々と生まれているこのサイトから目が離せません。公式サイトでは、募集要項や最新情報が随時更新されていますので、ぜひチェックしてください!