しらとりまつり2025が筑西市で開催
茨城県筑西市で、約35年前に始まった「しらとりまつり」が2025年も開催されます。主催は社会福祉法人征峯会で、開催日は2025年11月8日(土)と9日(日)の2日間、特別養護老人ホームしらとりを会場に行われます。このおまつりは地域と福祉が一体となる素晴らしい機会です。
由来と成長の歴史
しらとりまつりは、障がい福祉の現場から始まりました。その起源は、平成初期に「しらとり更正園」で行われた小さな運動会の休憩時間に遡ります。そこで、職員と利用者様が共同で開いたバザーがきっかけとなりました。出店したのは自園で取れた新鮮な野菜を使った温かい芋汁。この活動には、「障がいのある方々の活動を地域に広めたい」という先代理事長の強い信念が込められていました。
35年の歳月を経て、しらとりまつりは今や1万人以上が来場する筑西市の名物行事として成長を遂げ、地域交流の場としての役割を果たしています。年齢や背景を問わず、すべての人が自分らしく居られる場所として継承されています。
たくさんの魅力的なイベント
毎年、しらとりまつりは数多くの魅力的なイベントが並ぶため、訪れた人々を楽しませています。2025年のラインナップには、人気のお笑いコンビカミナリ、いばらき大使でアーティストの安達勇人、世界的DJマーク・パンサー、さらにはパフォーマンスユニット「桜魁&ジュリアナの祟り」と、豪華なゲストが出演します。
それだけでなく、「しらとりバザー」や福祉音楽仲間の弾き語りなどのプログラムも充実しています。市民や地域の方々が参加するアート体験や、子ども向けコーナーも用意され、家族連れでも安心して楽しめるようになっています。
ジュニア世代のためのスペース
特に注目すべきは、子どもたちのための広場です。子どもたちが楽しめるアトラクションや遊具が用意されており、世代を越えてみんなが笑顔になる場所として機能しています。このような家族の時間が育まれることで、地域の繋がりもさらに深まります。
地域貢献とコミュニティの繋がり
しらとりまつりのもう一つの魅力は、“人と人の物語”がそこにあることです。福祉の現場から生まれたこのお祭りは、障がい者、地域住民、職員すべてが共に楽しむ“共生の舞台”です。特に「しらとりバザー」は地域の方々が家庭から持ち寄った商品が並び、手に取りやすい価格設定のため、毎年朝早くから多くの行列ができるほどの人気です。
売上の一部は福祉活動に寄付され、もちろん参加者自身が楽しむことが地域の支え合いにもつながります。
【特別な思い出をつくろう】
また、しらとりまつりでは、アート体験や記念撮影スペースも設けられています。写真家の紺野正瑛さんが撮影した作品展も同時に行われ、来場者は思い出の一瞬を写真に残すことができます。これにより、来場者同士の交流もさらに深まり、家族や大切な人々との素敵な思い出が生まれることでしょう。
2025年の開催概要
しらとりまつり2025は、筑西市の特別養護老人ホームしらとりで開催されます。詳細については公式サイトで随時更新され、随一の楽しい時間が提供されます。
- - 開催日時: 2025年11月8日(土)〜9日(日)9:30〜15:30
- - 会場: 社会福祉法人 征峯会 特別養護老人ホームしらとり
- - 出演者: カミナリ、安達勇人、マーク・パンサー、桜魁&ジュリアナの祟りなど
地域の笑顔が溢れるこのお祭り。これからも、しらとりまつりは皆さんに笑顔と温かい記憶とともに、地域社会への感謝を伝え続けていきます。