『ボサノヴァ』映画紹介
2025-04-02 12:35:00

アカデミー賞ノミネート監督が贈る新作映画『ボサノヴァ』の魅力とは

アニメーション映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』の魅力



2025年4月11日(金)、映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』が全国で公開されます。この作品は、アカデミー賞®長編アニメーション部門にノミネートされた『チコとリタ』以来、13年ぶりにフェルナンド・トルエバ監督とハビエル・マリスカルが再び手を組んだものです。感動的なストーリーと珠玉の音楽が融合した本作は、音楽ファンのみならず、歴史に興味を持つ全ての人々に楽しんでもらえる内容となっています。

映画の背景



『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』は、ブラジル音楽の魅力を描く作品で、特にボサノヴァ音楽の黄金時代にスポットを当てています。1959年のニューヨークを舞台に、ジャーナリストのジェフ・ハリスが伝説的ピアニスト、テノーリオ・ジュニオルの足跡を追う物語です。ブエノスアイレスでの失踪事件を背景に、彼の音楽とその影響を掘り下げていくことで、ブラジル音楽の深い歴史を浮き彫りにします。

注目のキャストと制作陣



ジェフ・ゴールドブラムがジャーナリスト役で声の出演を果たします。彼はジャズピアニストとしても知られる存在であり、その魅惑的なボイスは作品にリアリティを与えます。また、彼が語るストーリーは観客を映画の世界に引き込む力を持っています。さらに、トルエバ監督は、「ドキュメンタリーではなくアニメーションでテノーリオの活躍を表現したかった」と語っており、この作品が伝える音楽の根源的な魅力を際立たせています。

ストーリーの展開



物語は、ボサノヴァの流行を調査するためリオデジャネイロを訪れたジャーナリストが、テノーリオというピアニストの音楽を知るところから始まります。彼が直面するのは、テノーリオの突如として失踪した事実。ジャーナリストは、彼の友人や家族、伝説のミュージシャンたちへのインタビューを通じて、音楽と真実の交差する地点を探ります。サスペンスフルな展開が続く中、彼はブラジルの音楽シーンや多様な文学的要素を織り交ぜた物語を深く掘り下げていきます。

音楽の力



映画の中では、ボサノヴァの名曲が多数披露されます。詩人ヴィニシウス・ヂ・モライスと作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲が特に注目され、これまで聞くことのできなかった歴史的音楽の新たな解釈を提供します。音楽が物語の重要な要素となっており、観客はその豊かな響きに魅了されることでしょう。

特典イベントの開催



公開初日4月11日には、ヒューマントラストシネマ渋谷で、サンバジャズのピアニストであるMikaと、『SAUDE! SAUDADE!』のプロデューサー中原仁によるトークイベントが計画されています。映画の背景やブラジル音楽に関する深い話が聞ける貴重な機会です。

まとめ



『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』は、ブラジル音楽界の偉大なアーティストたちへのオマージュです。複雑な歴史背景を持ちながらも、音楽の持つ力を再確認させられる作品となっています。ぜひ劇場でその目で確かめてみてください。音楽と歴史の融合を描いたこの作品は、きっとあなたの心を打つことでしょう。


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