Vtuber視聴者による「推し活事情」を探る
VtuberやVライバーによる配信文化がいまや多くの人に浸透し、そのファンたちによる「推し活」も盛況です。このたび、個人クリエイター支援のプラットフォーム「SKIMA」を運営する株式会社ビジュアルワークスが、Vtuberの視聴者を対象に推しの活動に関する詳細な調査を実施しました。
アンケートの概要
この調査は、2024年12月11日から12月26日にかけて行われ、回答者数は1047名。VtuberおよびVライバーの視聴者として、様々な推し活への経験やその頻度が仔細に調べられました。結果的に、833名の視聴者が「推し活」を経験したとされています。
推し活経験者の実態
調査に参加した人のうち、なんと83%が「推し活経験あり」と回答。これは、VtuberやVライバーに強い関心を持ち、日々の活動を支えるファンが多いことを示す興味深い結果です。また、65%の人が現在進行形で推しライバーを応援していると報告されており、その中で毎日配信を視聴している人が37%というデータもあります。
配信視聴の頻度
Vtuberの配信視聴頻度についても調査されましたが、84%の人が「週1回以上は必ず見る」と回答。具体的には、毎日視聴している人が37%、週3~5回が27%、週1~2回が20%となっており、多くの視聴者がVtuberの配信を欠かさず楽しんでいることが分かります。
同時に推す人数について
興味深いのは、同時に推す人数の傾向です。調査では、63%の参加者が「2~5人を同時に推す」と回答しており、これはVtuberの多様性を反映した結果かもしれません。
推し活の内容
推し活の具体的な内容として最も多くの人が経験しているのは「スパチャ・投げ銭」で、全体の18%がこれを実施していると報告。このほか、グッズ制作やライブイベントへの参加、公式グッズの収集、ファンレターの送付といった活動が人気を博しています。
調査結果の考察
今回の調査結果から、VtuberやVライバーは視聴者の日常に欠かせない存在であることがうかがえます。視聴者との関係が密であり、ファンたちが熱心にサポートを行なっていることも明らかに。また、推し活を通じて生まれる経済活動も無視できないポイントです。
SKIMAの役割
SKIMA自体は個人クリエイターとファンとの架け橋として機能しており、イラストやさまざまな依頼が交わされています。こうしたプラットフォームが推し活の一助となることで、作品のクオリティも高まり、より多くのファンが支え合える関係が築かれているのです。
まとめ
Vtuberの推し活事情を明らかにする今回の調査結果は、ファンとクリエイターとのつながりや、視聴者の推しに対する情熱が高まり続けていることを示しています。今後もこのコミュニティがどのように発展していくのか、そしてそれを支えるプラットフォームがどのように進化するのか、非常に楽しみです。