角川新書の魅力的な新刊が9月に登場
株式会社KADOKAWAが9月10日(水)にリリースする角川新書の新刊は、切り口が新しい中国通史と、実生活に直接活かせるコミュニケーション技術、さらには営業に関する洞察を与える書籍の3冊です。どれも、読者が知識を深め、実践に役立てることができる内容となっています。
中国通史への新たなアプローチ
まずは、『後宮殷から唐・五代十国まで』という加藤 徹氏の著作です。この本は、中国の歴代王朝に存在する独特の「後宮制度」を通じて、中国的な文化と政治の仕組みに迫るものです。著者は、明治大学法学部の教授であり、中国文化が専門の研究者。彼によると、後宮は単なる女性たちの生活の場ではなく、政治の一端を担っている密室でもあるとされ、その本質を読み解くことで、中国の国家システムを理解する手助けになると主張しています。
本書は408ページとボリューム満点ながらも、読みやすい内容に仕上がっています。定価は1,430円(本体1,300円+税)で、詳細は公式サイトで確認できます。
コミュニケーション技術を磨く
次に紹介するのは、山野 弘樹著の『対話の思考法相手とぶつからないコミュニケーション』です。この本では、日常生活の中で人間関係を円滑に保つためのテクニックが、特に「疑問文」の使い方に焦点を当てて解説されています。意見が対立する場面でも、円滑にコミュニケーションを行う術を学ぶことができ、実践的なアドバイスがてんこ盛りです。
この書籍は208ページ、定価は1,056円(本体960円+税)。著者は哲学が専門の学者で、論理的思考とコミュニケーションを組み合わせた独自の視点が光ります。
営業スキルの向上を目指す
最後は、鈴木眞理氏の『仮説起点の営業論キーエンスに学び、磨いたセールス・スキル』です。この本では、営業における「仮説構築」の重要性をメインテーマにし、本質的な課題設定から情報収集、交渉、さらにはクロージングに至るまでの流れを体系的に解説しています。著者は、キーエンスでの豊富な営業経験を活かし、実践に役立つ内容を具体的に述べています。
376ページにわたる本書は、営業職に就いている方にとって非常に価値のある一冊で、定価は1,386円(本体1,260円+税)です。
まとめ
これらの3冊は、知識を深めたい方や、コミュニケーションや営業スキルを向上させたい方にとって、有益な情報が詰まっています。読者は、新たな視点を得ることができ、日々の実践に活かせることでしょう。特に、角川新書公式Twitter(@kadokawashinsho)では最新情報が発信されているので、そちらもチェックしてみてください。
ぜひ、この機会にこれらの新刊を手に取り、知識を広げる一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。