心魂プロジェクトが贈るオンライン版「歌とダンスでめぐるワールドツアー」の開催について

心魂プロジェクトが開催するオンライン版「歌とダンスでめぐるワールドツアー」

特定非営利活動法人心魂プロジェクトは、日本生命保険相互会社の協賛のもと、オンライン版の公演「歌とダンスでめぐるワールドツアー」を2025年12月21日（日）から一般公開することを発表しました。この公演は、特別支援学校や病院で過ごす難病児や障がい児、きょうだい児を対象に、本格的なパフォーマンスを通じて心に元気を届けることを目的としています。

心魂プロジェクトの理念と背景

心魂プロジェクトは、2014年から活動を開始し、以降、全国各地で特別支援学校や病院を訪問し、845回の対面公演と、562回のオンライン公演を実施してきました。その成果として、これまで66,091人が対面公演に参加し、886,447回がオンライン公演を視聴しています。このような活動を通じて、子どもたちに「ワクワク・ドキドキ・感動」の体験を提供することを目的としています。特に、難病を抱える子どもたちにとって、劇場でのパフォーマンスを体験することは難しいことも多く、心魂プロジェクトは「本物のパフォーマンス」を彼らに届ける必要があると考えています。

日本生命との連携

日本生命は、社会課題の解決に力を入れ、「共存共栄」や「相互扶助」の精神に基づいて、サステナビリティ経営を実践しています。心魂プロジェクトとの連携により、2025年からは「日本生命協賛こころだま公演」として、全国12か所で対面とオンラインの公演を行う計画が立っています。この支援により、より多くの難病児や障がい児に届く活動が期待されています。

オンライン公演の詳細

2025年12月21日の第1弾公演は、Facebookの心魂公式ページで無料ライブ配信されます。視聴するための事前登録は必要なく、当事者やその支援者、一般の方々が観覧可能です。また、2026年2月23日には第2弾公演がYouTubeで配信され、事前申し込みが必要です。

オンライン公演は、病室や自宅といった子どもたちが安心できる環境で参加できることが特徴で、出演者とのインタラクションが可能な形式になっています。コメント欄を通じてのやり取りや声がけができるため、観客も公演に積極的に参加できる構造が魅力です。

参加者への特典

第2弾公演には、事前に申し込んだ方々に対して特典が用意されています。招待状の送付やリクエスト曲の募集、そして公演内での名前呼びかけなど、より身近に感じられる取り組みが考慮されています。また、終演後にはアーカイブ配信も行われる予定です。

心魂プロジェクトの今後

今後も心魂プロジェクトは、全国で活動を展開しながら、困難を抱える子どもたちに本物の芸術体験を提供し続けます。「つながっているよ」「ひとりじゃないよ」というメッセージを掲げ、オンライン公演が心の居場所となることを目指しています。心魂プロジェクトは、未来の世代を育てる大切な事業として、多くの人と共に歩んでいく姿勢を持ち続けています。