第9回未来屋えほん大賞で輝く阿部結の『どろぼうジャンボリ』
2025年9月1日より、全国の未来屋書店とアシーネで開催される「第9回未来屋えほん大賞フェア」に弾む期待が寄せられています。この度、大賞として阿部結さんの『どろぼうジャンボリ』(ほるぷ出版)が栄冠を勝ち取りました!
未来屋書店は、この賞を「未来まで読み継がれるベストセラー絵本を育てる」という理念の下、全国の児童書担当者が選考に携わるオリジナルの絵本賞として設立しました。この賞が生まれてから毎年、多くの才能豊かな作家たちが作品を発表し、絵本界に新しい風を吹かせています。
見事な受賞作品
数多くの候補作の中から選ばれた『どろぼうジャンボリ』は、未来屋書店のスタッフからも熱烈に推薦されています。「いつでもそばに置いておきたい、心に寄り添ってくれる本です。大切な誰かを思いながら読んでほしい一冊です!」と、多くの方々がその魅力を伝えようとしており、店頭には店長が手作りしたフィギュアも登場しました。
この作品は、ジャンボリと呼ばれる風変わりなどろぼうが主人公。町に住む人々が眠る夜、彼が大切な宝物をこっそり盗んでしまいます。しかし、新しい町長がやってきて、町の人たちからその大切なものを奪ってしまうのです。ジャンボリは夜ごと集めたものを使い、町を救うために動き出します。ユーモアたっぷりの展開が描かれ、最終的には小さな奇跡を起こすことになります。
阿部結さんのプロフィール
阿部結さんは1986年に宮城県気仙沼で誕生し、美術教師であり画家の父の影響を受けて育ちました。彼女は2020年に『あいたいな』で絵本作家デビューを果たし、その後も多くの魅力的な作品を発表しています。これまでには『ねたふりゆうちゃん』や『なみのいちにち』など、多くの受賞歴も持ち、ますます注目を集める作家です。
今後の展開
未来屋書店は、今後も子どもたちが本に親しむ機会を創出するため、魅力的な作品を発掘してまいります。過去の受賞作品も多くが広く知られ、愛されています。それらの作品は、子どもたちに読書に親しむきっかけを与え、楽しさを伝える架け橋となっています。
未来屋書店の公式ホームページを通じて、詳細な情報や過去の受賞作などもご確認いただけます。次回の「未来屋えほん大賞」への期待も高まる中、ぜひ皆さんもこの素晴らしい作品に触れてみてはいかがでしょうか?
締めくくり
阿部結さんの『どろぼうジャンボリ』は、一読の価値がある心温まる絵本です。この大賞受賞を通じて、未来の子どもたちにロマンと想像力を育む手助けをしてくれることでしょう。ぜひ、手に取ってその魅力に触れてみてください!