CITIZENsとヴァイオリン
2026-06-30 23:04:16

映画『CITIZENs』が紡ぐ平和のメッセージと奇跡のヴァイオリン

映画『CITIZENs』が描く人間の選択と音楽の力



2026年8月9日、長崎県諫早市で開催される特別なディナーコンサートに注目が集まっています。本イベントでは、映画『CITIZENs – The Choice Not to Fight』の上映と、深い歴史を持つ二つのヴァイオリンによる演奏が行われ、平和についての大切なメッセージが発信されます。

歴史を紡ぐ“奇跡のヴァイオリン”



このコンサートの目玉は、戦争と迫害の記憶を伝える2本の貴重なヴァイオリンです。ひとつは、ウクライナで製作された「被爆ヴァイオリン」。ロシア革命を経て広島に渡り、爆心地からわずか2.5kmの場所で被爆した製作者・セルゲイ・A・パルチコフ氏の楽器です。もうひとつは、「ホロコーストヴァイオリン」。アウシュビッツ強制収容所で命を落としたヴァルデマール・ベッター氏が家族を守るために隠し、2023年に修復されたものです。

この2つのヴァイオリンは、過去の暗い歴史を背負いながらも、平和の祈りを込めて共演します。演奏を担当するのは、諫早市出身の吉田藍氏と、被爆ヴァイオリンの演奏で名を馳せる安塚かのん氏、さらに東京音楽コンクールでの成功を収めたピアニスト・安部まりあ氏です。彼らは、この貴重な楽器を通して、平和へのメッセージを全身で表現します。

映画『CITIZENs』の魅力と意義



上映される映画『CITIZENs』は、ふるいちやすし監督による作品で、2024年第20回モナコ国際映画祭にて「最優秀脚本賞」を受賞した話題作です。本作は、国家の力に屈することなく、一市民として平穏無事に愛する人と暮らしたいという普遍的なテーマを描いています。特徴的なのは、登場人物が戦闘ではなく平和的な選択を通じてドラマを展開していく様子です。

この上映の後には、主演女優でソプラノ歌手の藤井泰子氏がトークセッションに参加し、力強い歌声を披露します。また、迫力のある演技で注目を集める主演俳優・ヴァレンティーノ・セビック氏も登壇予定で、来場者との対話を通じて作品の魅力について語る予定です。

8月9日に見る平和の意義



被爆から81年目を迎える8月9日、長崎で開催されるこの特別なイベントは、ただの演奏会ではなく、音楽と映画を通じて今後の平和について考えるきっかけとなります。参加者は、音楽とともに目前に広がる美味しい食事を楽しみながら、この特別なメッセージを共有することができます。

イベントの詳細と参加方法



本イベントは事前申込制です。参加希望者は、所定の申し込みを行う必要があります。入場料は8,000円で、上映とコンサートの両方を堪能できる貴重な機会です。締切や詳細については、公式ウェブサイトを参照してください。

この平和を願うディナーコンサートは、長崎の地で行われる特別な夜となることでしょう。音楽と映画を通じて、私たち一人ひとりが未来の平和について考えるヒントを得られるこの機会に、ぜひご参加ください。


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