SET Another Story
2026-02-20 11:19:30

地域との関係を再定義する新連載「SET Another Story」の魅力とは

「SET Another Story」が語る地域との出会い



認定NPO法人SET(理事長:三井俊介)は、岩手県陸前高田市を拠点に地域の持続可能な発展を目指しています。東日本大震災以降、若者と地域住民が共に学び、挑戦する場をつくることに注力し、その中で多くの出会いと経験が生まれました。この取り組みを新たな形で残すべく、彼らは『SET Another Story』というインタビュー連載を始めました。

背景と目的



SETが展開するこの連載は、2026年度に出版を予定している書籍『縁がめぐるまちづくり(仮)』に連動しています。この書籍は、15年にわたる実践から得た知見をまとめ、地域で挑戦する人々に役立つ情報を提供することを目的としています。しかし、すべての物語を一冊に収めることは難しく、そこで個別のエピソードや経験を丁寧に取り上げる「SET Another Story」が誕生しました。

情報では捉えきれない、個人の人生における「確かにあった変化」を描くために、SETのメンバーがインタビュアーとなり、語り手の話を深く掘り下げていきます。これにより、単発の取材では得られない微細なプロセスや、町との関わりがもたらした影響に焦点を当てます。

インタビューの特徴



この連載では、異なる立場の語り手を取り上げ、彼らが町との出会いを通してどのように変わっていったのかを追っています。例えば、大学生が地域での学びを得る中で自信を取り戻した話や、震災の語り部との出会いによって社会に目を向けるようになった青年の物語など、それぞれのエピソードはユニークですが、「町との出会いが何かしらの変化を促した」という点で共通しています。

現在までに、2つのインタビュー記事が公開されており、若者が地域でどのように成長したか、また心の豊かさに気づいた青年の進化の物語が紹介されています。彼らのストーリーは、ただの数値データでは示されない、静かで深い心の動きに注目しています。

なぜ今、物語を残すのか



近年、地域活性化は「成果」や「移住者数」といった具体的な数字で語られることが多くなっていますが、SETが15年間目の当たりにしてきたのは、もっと個人的なレベルでの変化です。自分自身を受け入れられた瞬間や、他者との絆を感じられる経験は、決して数字に表れるものではありません。しかし、これらの体験は人々にとって非常に価値のあるものであり、その影響力はかけがえのないものです。

「SET Another Story」は、こうした個人の物語を通じて地域との関わりを再定義し、ただの成功事例としてではなく、一人ひとりの人生の物語として捉える新たな視点を提供します。地域との関わりが、個々の人生にどのように影響を与えているのか、その過程の中に本当の意味での成功があると、SETは信じています。

書籍とクラウドファンディングについて



SETは、インタビュー連載に加えて、書籍の制作とクラウドファンディングも行っています。この書籍『縁がめぐるまちづくり(仮)』は、次世代の地域づくりに向けた実践知を集約したものです。特に25歳以下の若者や地域おこし協力隊に向けた内容を含み、彼らが持続可能な未来に向けて挑戦し続けるための支援を目的としています。

クラウドファンディングは、本の出版費用を集めることだけでなく、地域の挑戦を支える環境作りを全国に広げるための重要な手段です。『SET Another Story』は、その背後にある人々の物語を補完する役割を果たします。新たな書籍が地域の未来へのビジョンを描く一方で、この連載はその周囲を彩る個々のエピソードを通じて深い理解を促進します。

認定NPO法人SETの活動理念



SETは「一人ひとりの“やりたい”を“できた”に変え、日本の未来にGoodなChangeを起こす」というミッションを掲げています。彼らは、地域での学び合いを通じて、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。これからも彼らの活動は、多くの人々に影響を与え、地域を活気づけることでしょう。この先に待つ物語を紹介する『SET Another Story』から目が離せません。


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