映画ファンが選んだ2025年8月期待の新作映画トップ10
エンタメ情報を提供する「ぴあ」が贈る企画「月イチ!“ぴあテン”ランキング」では、映画評論家やライター、編集者らが投票に参加し、2025年8月公開の映画をランキング形式で発表しました。このランキングでは、「みた」映画ベストテンと「これからみたい」映画ベストテンが選出され、特に注目すべきランキングとなっています。
トップに輝いた『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
8月の新作映画の中で最も期待されている作品として、シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が1位を獲得しました。この映画は1993年に第1作目が公開されて以来、長年にわたって多くのファンに支持され続けています。製作総指揮にはスティーヴン・スピルバーグが名を連ねており、新たな扉を開く踏み出しとして期待の声が多数上がっています。評論家の春日太一氏は「スカーレット・ヨハンソンがどのように新しい風を吹き込むのかが楽しみ」とコメントを寄せており、注目の作品となっていることが伺えます。
2位:低予算サスペンス『入国審査』
2位には、スペイン発の低予算サスペンス映画『入国審査』が選ばれました。この作品は77分という短い上映時間と、入国審査というシンプルかつ興味を引く題材が良い相性を見せました。評論家の細谷美香氏は「タイトなストーリー構成が効果的」と評価し、その他のレビュアーからも「映画館で予告を見て気になった」との声も聞かれ、シンプルながらも気になる内容になっています。
3位:『バレリーナ:The World of John Wick』
3位には人気アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ作品である『バレリーナ:The World of John Wick』がランクインしました。この作品では、『ジョン・ウィック:パラベラム』に登場したバレリーナのイヴが主人公として描かれ、お馴染みのキアヌ・リーブスも出演予定です。評論家の立川直樹氏は「映画らしい映画の目がする」と絶賛しており、アクション映画好きなファンにもたまらない一作になっています。
その他注目作の数々
8月には、他にも期待の映画が目白押しです。第97回アカデミー賞でブラジル映画初の国際長編映画賞を受賞した『アイム・スティル・ヒア』や、『このホラーがすごい!2024年版』ランキングで第1位を獲得した同名小説の映画化作品『近畿地方のある場所について』、ジャッキー・チェンも出演する最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』などが候補に挙げられています。
投票方法と結果の背景
「ぴあ」(アプリ&WEB)のレビュアー合計26名による投票により、このランキングが決まっています。各選者がそれぞれの「みたい」映画を選定し、ポイントを付与。今回の結果では全体的に投票が分散し、ベストテンも僅差の接戦となりました。票を得た作品が多岐にわたることが、映画ファンの期待の度合いを筆頭に広がる作品の数々を示しています。
今後、映画ファンの注目を集めるこれらの作品がどのような評価を得るのか、期待と興奮が高まります。ぜひ、映画館で劇場公開を楽しみに、事前に『ぴあ』アプリで情報をチェックしてみてください!