名作舞台『マクベス』がシネ・リーブル池袋で再び蘇る
イギリスの劇場で大きな成功を納めた舞台『マクベス』が、デヴィッド・テナントとクシュ・ジャンボの共演によって映画館で再上映されることが決定しました。この舞台は、イギリスのハロルド・ピンター劇場での上演時に多くの絶賛を受け、5つ星や4つ星のレビューを多数獲得。特に注目すべきは、その興行の成功ぶりで、単日で215万ポンドを超える売上を記録し、劇場の歴史に名を刻むこととなりました。
再上映に寄せられた期待
日本でのオリジナル公開が終わると、多くのファンから「どこで再度観られるのか?」や「ぜひもう一度観たい」といった期待の声が寄せられました。そんな声に応える形で、シネ・リーブル池袋での再上映が決まり、さらに3月16日には、鹿児島のガーデンズシネマで1日限定の上映も行われます。これは、デヴィッド・テナントのファンやシェイクスピアファンにとって、見逃せない貴重な機会です。
舞台の魅力と映画館での体験
この『マクベス』は、バイノーラル音声を使用した立体的な音響体験が特徴です。観客は、複数のカメラアングルとクローズアップにより、登場人物の心の中にアクセスしたかのような臨場感を味わうことができます。特に、映画館での特別なサウンドシステムによって、よりリアルな体験が提供され、観客はただ見るだけでなく、耳で感じる『マクベス』を楽しむことができるのです。
演出と出演者の魅力
この物語を手掛けたのは、演出家マックス・ウェブスター。魅力的なキャストにより、観客は深い感情と緊迫した瞬間を体験します。デヴィッド・テナントはその演技力で“マクベス”を新たな高みへと導き、クシュ・ジャンボもまた彼女の持つ独特の存在感で観客を惹き込みます。
著名な批評家たちは、この舞台のストイックさや禁欲的な色彩表現を称賛し、街の喧騒を忘れさせるような作品と評しています。声の出し方や微細な動作が多くの物語を語り、観客を深く引き込むのです。
上映スケジュールと詳細
- - 上映期間: 2024年3月21日(金)よりシネ・リーブル池袋でスタート
- - 鹿児島限定上映: 3月16日(日)にガーデンズシネマで1日限りの上映
- - 鑑賞料金: 一般3300円、学生・障がい者2800円
- - 公式サイト: 文化ヴィル
ぜひ、特別な体験が待つ映画館で、デヴィッド・テナントとクシュ・ジャンボの『マクベス』を楽しみましょう。シェイクスピアの名作を新たな視点で見つめ直す絶好のチャンスです。