日本書籍の海外展開に向けたセミナー開催
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が2025年7月17日、海外展開に関する実践的なセミナーを開催します。このセミナーは文化庁からの委託に基づいており、日本書籍のグローバルな展開に必要な知識やノウハウを提供することを目的としています。
海外展開に必要な知識とは?
近年、欧米市場における日本書籍への関心が急激に高まっており、この流れはビジネスチャンスとして捉えられています。セミナーではアメリカとイギリスの版権市場に特化した内容が用意されており、自社の知名度を向上させる方法や、ライツビジネスの成長に向けた課題解決策が議論されます。また、欧米の編集者が何を求めているのかを掴むことが、今後の取引において重要であることも強調されます。
セミナーのポイント
- - ビジネスチャンスの発見:世界の翻訳市場での日本書籍の存在感を高める方法について解説。
- - ライツビジネスの成長:アメリカとイギリスでの市場構造の違いや、成功事例を紹介し、参加者が実践できる教訓を得られる内容となっています。
- - アプローチ方法:海外の出版社とのコミュニケーションにおける戦略を学ぶ機会が提供されます。
このセミナーは、参加にあたり無料ではありますが、定員は80名程度で先着順となるため、早めの申し込みが推奨されます。アーカイブ配信も予定されているため、参加できなかった場合でも後日視聴が可能です。
講師紹介
本セミナーの講師は日本の出版市場に精通したKaja Murawska氏です。彼女は「Publishers Weekly」にて日本市場を担当し、イギリスの出版社での経験も豊富です。多国籍な言語能力を持ち、多様なバックグラウンドの編集者や代理人との実務経験を基に、具体的なアドバイスを提供します。
開催概要
- - 日時:2025年7月17日(木)14:00-17:00
- - 場所:日本出版クラブ会議室(神保町駅徒歩2分)
- - 言語:英語(逐次通訳有り)
- - 参加費:無料
- - 定員:80名
- - 申し込み期限:7月15日(火)17:00まで
この頼もしい機会を通じて、あなたの出版物を海外に広め、次なるステップへと導く知識を得られるチャンスです。ぜひこのセミナーをご利用ください。詳細な申し込み方法については、文化庁及び日本書籍出版協会の公式サイトをご覧ください。