冨永愛が伝える九谷焼の魅力と技術、BS日テレで放送！

冨永愛が挑戦する九谷焼の世界

毎週水曜日の夜10時に放送される「冨永愛の伝統to未来～ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ～」の7月2日のエピソードでは、冨永愛が石川県能美市を再訪し、九谷焼の魅力を深堀りします。今回は、職人の技術を体験しながら、伝統文化の未来を見つめる内容です。

赤絵細描と九谷ネイル

まず冨永愛が訪れたのは、赤絵の名工として知られる福島武山さんの工房。彼が行う「赤絵細描」は、髪の毛ほどの細い線で描かれた美しい図柄が特徴です。その技術を活かした新しいアートスタイル「九谷ネイル」が登場。これは、爪に繊細な絵柄を描くもので、器に描くのとは異なり、生身の爪に描くため、非常に難易度が高い技術が求められます。

冨永愛は、「器ではなく、生身の人間の爪に塗るっていうのが、メッチャ難しかったですね。でも楽しかったです！」と難易度を再確認しつつ、体験を楽しむ姿が印象的でした。果たして、その仕上がりはどうだったのでしょうか。彼女の挑戦を通じて、赤絵細描の魅力が視聴者にも伝わることでしょう。

青郊窯での挑戦

続いて向かったのは、同じ能美市に位置する青郊窯。この場所では高品質でありながら手頃な価格の九谷焼が制作されています。特に注目は、その魅力を引き出す「転写シール」。デザインをシール状にし、器のパーツごとに貼り付ける技術が特徴ですが、熟練した技がないと、貼り合わされた継ぎ目が明瞭になることがあります。

冨永愛は、特に難しいと言われる急須のシール貼りに挑戦。彼女は丁寧にシールを貼り付けていきますが、図柄がズレないよう、さらには空気が入らないように慎重に作業。やがて焼きあがった完成品を見た彼女は、「すごい綺麗になってる！（シールなんて）わかんないよね、正直。だって実際、シールも手描きなんだもん」と満足げに感想を述べます。九谷焼の新たな魅力を発見する旅でした。

視聴者プレゼントやSNSの紹介

さらに、今回冨永愛が作成した急須は番組視聴者へのプレゼントとしても用意されています。応募の詳細は番組内で発表されるとのことなので、ぜひチェックしてみてください。

番組では、大阪・関西万博で開催された「饗宴！匠が演じる日本美の世界 powered by MUFG工芸プロジェクト」の模様も紹介されます。日本の伝統文化が受け継がれていく様子を映し出し、視聴者に感動を与えます。

「冨永愛の伝統to未来九州焼・後編」は、7月2日（水）よる10時からBS日テレで放送です。さらに、公式SNSではロケ時の貴重なオフショットも見ることができますので、そちらもお見逃しなく！