新刊『歯並びをよくする離乳食・幼児食』が発売！子どもの健康な歯を育てる方法

新刊『歯並びをよくする離乳食・幼児食』のご紹介

2025年6月2日に、株式会社日本文芸社から新刊『歯並びをよくする離乳食・幼児食』が発刊されます。本書は、著者である杉原麻美さんが執筆したもので、妊娠期から読み進められる内容となっています。子どもたちが一生ものの健康な歯を育てるために必要な情報がすべて詰まっています。

口腔機能発達不全症に注意

昨今、柔らかい食べ物が好まれる傾向により、子どもたちの口腔内の発達が遅れているとの指摘があります。特に「ポカン口」や不適切な食習慣により、未発達な原因を抱える子どもたちが増加しています。現役ドクターとしての経験を持つ杉原さんは、口の周りの筋肉や飲み込む力が未発達であることが、将来的な歯のトラブルに繋がると警鐘を鳴らしています。

口腔機能が発達しない場合、虫歯や歯周病、滑舌の悪化、学習能力の低下といった様々な悪影響が出る可能性があります。そのため、早期の対策が必要です。

遺伝だけではない、予防の重要性

多くの人が「歯並びは遺伝だから仕方ない」と考えがちですが、実は後天的に歯並びを予防する方法も多々存在します。本書では、食事や生活習慣を見直すことで生まれた後、すぐに取り入れられる予防策が詳しく説明されています。

特に注目されるのは「良い歯並びの土台は『食』にある」とする著者の見解です。妊娠期からでも実践できる食事法を提案しており、読者は早い段階から正しい知識を得ることができます。

どのような食事が良いか？

本書には、乳幼児に必要な5つの力、「唇の力」「舌の位置」「そしゃく力」「まとめる力」「嚥下（えんげ）力」を鍛えるための具体的な食事法が示されています。特に、離乳食の時期にどのように食材を選び、調理するかが要となります。

また、月齢に応じた適切な離乳食の摂取だけではなく、子どもが自分で手づかみで食べる「手づかみ食べ」や、噛む能力を育むための「骨つき肉」など、家族で楽しむことで子どもたちの口腔機能を高める提案も盛り込まれています。

著者について

杉原麻美さんは、東池袋すぎはら歯科の副院長として、子どもたちや障がい者の口腔機能について専門的に学んできた歯科医師です。自身の母親としての経験を経て、離乳食や幼児食についてのコーディネーター資格を取得し、小児歯科と食事の重要性についての認識を深めています。

また、料理と栄養についても深く関わる藤原朋未さんが監修を務め、実際のレシピとともに実用性の高い内容が提供されています。

まとめ

『歯並びをよくする離乳食・幼児食』は、子どもの健康な歯を育てるための知識と実践法を凝縮した一冊です。妊娠期からアプローチすることで、将来への健康をしっかりとサポートしましょう。この本があれば、あなたの子どもの歯並びをよくする方法が見つかります。全国の書店やオンラインで取り扱われていますので、是非ご覧ください。