子どもたちのサードプレイス
2025-04-02 11:39:08

子どもたちのサードプレイスを目指すオペラプロジェクトの未来

オペラで広がる子どもたちのサードプレイス



2023年、二期会BLOCポケットオペラは「オペラの子ども食堂」を作るという夢を掲げました。このプロジェクトは、オペラを通じて子どもたちに楽しみを提供し、人とのつながりを育む場を目指しています。オリジナルの日本語訳詞によるオペラ『ヘンゼルとグレーテル』の上演を皮切りに、その実現に向けて第一歩を踏み出しました。

2023年の取り組み: First Step



プロジェクトの初年度となる2023年、私たちは子どもたちと共に『ヘンゼルとグレーテル』の公演を実施しました。この上演は、全国10か所での展開を目指す「オペラの子ども食堂」の礎となるものです。公演を通じて、多くの子どもたちと家族がオペラの魅力に触れ、心を通わせる機会を持つことができました。

特に、10月に実施した懇親会では、参加した子どもたちやご家族が記念撮影を交えながら、楽しい時間を共有しました。このような場が、夢の実現への大きな駆動力となったのです。

2024年の挑戦: Second Step



続く2024年には、オペラの楽しさを地方にも広げることを目指しています。名古屋市や岡崎市での公演を通じて、地域の文化やパートナーとの協力を強化しました。名古屋公演では、名古屋こども歌劇団との共演が実現し、子どもたちが音楽的な才能を発揮する場となりました。

さらに、岡崎市の城南小学校では、特別支援学級の子どもたちも公演に参加。地域との関わりを深めることで、夢の実現に向けた活動は着実に広がりを見せています。

2025年に向けた未来: Third Step



2025年には、さらに一歩進んで「オペラの子ども食堂」を「子どもたちのサードプレイス」として再定義します。今年の協働パートナーには東京学芸大学が加わり、大学生とともに子どもたちがオペラを創るプロセスを重視しています。この取り組みを通して、子どもたちにとっての新たな学びの場を提供し、オペラを介した人とのつながりを強化できることを目指します。

2025年12月20日には、東京学芸大学の芸術館で本番を迎える予定です。オペラへの参加を通じ、子どもたちはプロの音楽家や大学生と共にクリエイティブなプロセスを体験し、自己表現ができる貴重な機会を得ます。

ワークショップで育むコミュニケーション能力



このプロジェクトでは、ワークショップを通じて子どもたちのコミュニケーション能力を育むことにも重点が置かれています。他の子どもたち、アーティスト、大学生との関わりを通じて、様々な視点でオペラにアプローチし、協働する力を養います。

また、自ら作曲に挑戦したり、演技の基礎を学んだりする機会も提供されるため、子どもたちは自己表現の幅を広げることができます。

2025年の募集について



2025年の子どもたちの募集は5月から始まる予定です。詳細は東京学芸大学アート・アスレチック教育センターや二期会BLOCポケットオペラの公式サイトで発表されるので、興味がある方はぜひチェックしてください。

エンディング



二期会BLOCポケットオペラは、子どもたちがオペラを通じて成長できる場を提供し続け、地域とのつながりを深める活動を展開していきます。2025年が待ち遠しいですね。私たちの夢が叶うその瞬間を共に感じましょう。


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