伊坂幸太郎デビュー25周年記念『ペッパーズ・ゴースト』特製カバーで登場

伊坂幸太郎デビュー25周年を祝う特別仕様！

人気作家・伊坂幸太郎が25周年を迎えるにあたって、自身のエンターテインメント長編小説『ペッパーズ・ゴースト』が特別なカバーで登場します。これは朝日新聞出版から発売され、全国の書店で11月11日以降に手に入れることができます。この特製カバーは「キラキラカバー」と呼ばれ、見た目も華やかで、ギフトにもぴったりの仕様となっています。

『ペッパーズ・ゴースト』の魅力

本作は中学教師である檀が主人公です。彼は猫を愛する奇妙な二人組から、小説の原稿を手渡されることから物語が始まります。檀は不思議な能力を持ち、他人の未来を視る力を持つため、運命に導かれるようにして謎の集団に巻き込まれます。果たして、彼は自身の過去を乗り越え、世界を救うことができるのか？

物語は毎ページ、楽しさと愛おしさに満ち溢れたエンターテインメントです。特に学生たちとの出会いや、彼が抱える内面的な葛藤がリアルに描かれており、多くの読者の共感を呼び起こすことでしょう。解説は大矢博子氏が担当しており、作品への理解を深める手助けとなることでしょう。

読者の幅広い支持を得て

伊坂幸太郎は、2000年にデビュー以来、多くの賞を受賞し続けてきた実力派作家です。『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、その後も『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、さらには『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞を獲得しています。そして、最近の『逆ソクラテス』では柴田錬三郎賞を受賞しました。

特に『ペッパーズ・ゴースト』は、いま読むべき本として宮脇書店の「ミヤボン2021」に選出されており、国外でも高く評価されています。英国推理作家協会賞（CWA賞）にも2度最終候補として名を連ねるなど、国際的な評価も得ています。