官能小説編集部の裏側を描く!異色のドラマが話題に
待望の第7話「盗作疑惑」が放送された『令和に官能小説作ってます』。なんとこの回は、30分のドラマでありながら、17分間のワンカット撮影という驚愕の手法が採用されている。さらに、このシリーズは現代のコンプライアンスや働き方に真剣に向き合い、視聴者にメッセージを届けている。これまでに見たことのない新しい形のドラマが、視聴者にどんな感動を与えるのか注目が集まる。
制作陣のこだわり
今作で監督を務めるのは、山口淳太氏。彼はこれまで多くの映像作品を手掛け、2020年の映画『ドロステのはてで僕ら』では海外でも高い評価を得た実力派。今回の撮影に際しては、作品のテーマに沿って官能小説編集部の文化や価値観を真摯に描くことを念頭に置きつつ、深夜ドラマとしての魅力を最大限に引き出す努力を重ねた。
脚本を担っている我人祥太氏は、官能小説という特異な世界に触れつつも、この「お仕事ドラマ」を真面目に描くことに特に注力した。彼は視聴者が抱く偏見を超え、官能小説編集者の実情をしっかりと描写しようと、内部取材を行うなどしてリアリティを追求している。
なぜ官能小説をテーマに?
制作陣は、なぜ官能小説を選んだのか。プロデューサーの石田雄作氏は、原案となった『令和に官能小説作ってます フランス書院編集部物語』を基に、「活字エロス」を掘り下げることの面白さに気づいたという。デジタルコンテンツが氾濫する現在、官能小説のように想像力をかきたてる形式に新たな価値があると感じたのだ。
「この時代にあえて『官能小説』の世界を描くことで、視聴者が普段考えないようなことを考えるきっかけを与えられたら」と石田氏は語る。
17分ワンカット撮影の挑戦
今回特に注目されるのが、第7話の17分ワンカット撮影。カメラが止まらないことで、登場人物の緊迫感とドラマのユーモアを一気に表現することができた。観る者はその場にいるような没入感を感じられるだろう。
この撮影手法は、通常のカメラワークとはまったく異なり、会話のリズムやタイミングがスムーズに進むため、観る者はストーリーに引き込まれる。制作陣の細かい配慮により、視聴者に強い印象を残すことに成功した。
社会に向き合う作品として
やや刺激的なテーマであるにもかかわらず、本作が幅広い視聴者に受け入れられる理由は、私たちの普通や偏見に対する深い洞察があるからだ。観る者が共感できるポイントを多数配置し、現代社会における働き方や人間関係を描くことで、ただのお色気ドラマにとどまらない深みを持たせている。
現在、DMM TVやTVerで過去のエピソードも視聴可能だ。第7話を見逃した際には、ぜひこちらでご覧いただきたい。そこで展開される登場人物たちの葛藤や成長は、視聴者に何らかの気づきを与えることが期待できる。
今後の展開にも期待
残りのエピソードにますます期待が高まる中、制作陣は「コメディとシリアスをうまく混ぜ合わせつつ、バランスの良い展開を心がけている」と語る。観ている側も、これからの展開にワクワクしながら目を離せなくなるだろう。
『令和に官能小説作ってます』は、単に官能小説を描くのではなく、多様な視点で働くこと、偏見に挑むことを見せてくれる新たなドラマである。次回もぜひ、お楽しみに。