データを活用する新たな技術書『全社でデータを活かす技術』が登場

『全社でデータを活かす技術』の概要

株式会社クニエが新刊書籍『全社でデータを活かす技術－データマネタイゼーションの成功法則－』を2025年4月21日に発行します。本書は、アメリカの有名な学術機関であるマサチューセッツ工科大学（MIT）における専門家による知見をもとに、データをビジネスの収益向上に役立てる方法を詳細に解説しています。著者には、バーバラ・ウィクサム氏、シンシア・M・ビース氏、レスリー・オーウェンス氏がおり、この貴重な知識が日本語でわかりやすく表現されています。また、クニエのデータマネタイゼーションの専門家、天野秀俊氏が翻訳・解説を担当しています。

データマネタイゼーションの重要性

昨今のテクノロジーの進化に伴い、企業や団体は大量のデータを蓄積しています。これを如何に業務に活かすかが問われている中で、「データマネタイゼーション」が注目されています。多くの企業は、データを単に販売することにとどまりがちですが、本書では、データがどのように経済的価値を生むのか、組織の活動の中でどのように位置づけられるべきなのかを詳述しています。著者たちは、営利法人だけでなく、非営利法人でもデータの活用が重要であると主張しています。

ビジネスに役立つ具体的な内容

本書の内容は、データマネタイゼーションを成功させるための三つのポイントに分かれています。一つ目は、成功に必要な5つの能力です。企業がデータを活用する際に必要な技術やプロセスがこの部分で学べます。二つ目は、データアセットからどのように経済的リターンを導くかを示す3つのイニシアティブです。具体的には、業務の改善、製品やサービスの価値向上、そして情報ソリューションの販売が挙げられます。三つ目は、さまざまな部門の専門家とデータの専門家との連携を通じて、組織をいかに設計していくかを解説する5つのコネクションです。