夏休みに読もう!新しい児童書のご紹介
2025年の夏、児童たちの好奇心を刺激する新刊が登場します。それが、株式会社幻冬舎から発売される『先生、オカルトは科学で解けますか? 都市伝説をたのしく自由研究してみた!』です。この本は、都市伝説を題材にしながら、科学の楽しさを教えてくれる一冊として期待が寄せられています。
物語の概要
物語の舞台は、何かと不思議な出来事がよく起きる町。夏休みが始まり、4人の小学生は友達と共に不思議スポットを訪れますが、そこで次々と怪奇事件に巻き込まれていきます。彼らが立ち寄る駄菓子屋の店主は、実は元科学者の「作家先生」という売れないSF漫画家。一見すると冴えない彼が、不思議な事件に対し、科学的な視点で挑む姿が描かれます。
科学とオカルトの不思議な関係
本書の特徴は、さまざまな都市伝説を楽しむ中で、科学の知識を身につける工夫がされている点です。幽霊やUFO、カッパといった子どもたちが興味を持つテーマを題材にしながら、作家先生がそれについて科学的な分析を行います。しかし、注意してほしいのは、すべてが科学で解明できるわけではないということ。そのため、読む者は何が真実で何が謎なのかを考える楽しみを味わえるでしょう。
この本は、科学や不思議な現象に興味がある子どもたちだけでなく、アイデアを膨らませて考えることを楽しみたいという子にもピッタリです。「なぜ?」や「どうして?」について考える機会が提供されており、読み進めるたびにワクワク感が高まります。特に、作家先生の科学解説パートでは、図解を使いながら科学の知識を分かりやすく教えてくれるため、学びながら楽しむことができます。
各話のテーマと目次
本書は全11話から成り、それぞれ異なる都市伝説に基づいたストーリーが展開されます。次の目次をご覧ください。
1. 幽霊の声
2. UFOの正体
3. カッパ捕獲大作戦
4. 幽体離脱で会いましょう
5. 動物は地震を予知できる?
6. 天才脳のひみつ
7. トマトの悲鳴
8. トイレの花子さん
9. さまようひと魂
10. 妖怪サトリとテレパシー
11. 思い出の心霊写真
このように、さまざまなテーマに基づいて子どもたちの興味を引く仕掛けが満載です。
著者とイラストレーターの魅力
著者の久野友萬は、サイエンスライターとして多くの著作を持ち、教育に関する深い知識と経験を備えています。また、イラストを手がけるK-SuKeは、元気でポップなイラストを提供し、特撮番組のキャラクターデザインも手掛けるなど、多才な方です。二人のコラボレーションにより、物語は一層魅力的になっています。
商品情報
新刊『先生、オカルトは科学で解けますか? 都市伝説をたのしく自由研究してみた!』は、2025年7月24日に全国書店およびネット書店にて販売されます。対象は小学校3年生以上で、定価は1,500円(税抜)です。
この夏、子どもたちにとって、楽しく学びながら科学を体感できる良い機会となるでしょう。興味を持った方はぜひ手に取ってみてください。公式サイトやTwitterも要チェックです!