伝統美と和の手仕事の魅力を再発見!
2025年12月19日、書籍『四季の布あそびかわいいちりめん小物』が世界文化社から発売されます。本書は、高橋よう子さんによるちりめん細工作品を中心に構成されており、古き良き日本の風習や美意識を現代に生かした作品が満載です。
高橋さんは、盛岡県一関市で九代続く呉服屋の家に生まれ育ち、幼少期から和の文化に親しんできました。彼女の目指すのは、「和の手芸の素晴らしさ」を多くの人に知ってもらうことです。今年発表される本書は、彼女が長年の経験を基に厳選した人気作品に、最新の新作を加えたバラエティ豊かな一冊となっています。
ちりめん細工の楽しみ方
本書は、ちりめん細工の魅力を多角的に楽しむことができる構成になっております。特に注目すべき内容として、以下の3つの章があります。
第1章:縁起のいい手作り小物
この章では、小さな魔除けとして親しまれる「くくり猿」や「這子人形」などの作品が紹介されています。これらは、家族や友人への贈り物として人気が高いアイテムです。
第2章:四季を楽しむちりめん細工
本書では、季節ごとに楽しめる作品が収められています。いちご、柿、栗、唐辛子、茄子、大根といった四季折々の題材が用いられ、それぞれの作品には作り方ページも設けられています。これにより、自宅で手作りを楽しむことができます。
第3章:手作りのある和の暮らし
ここでは、十二支のお守り袋を通じた和の暮らしの提案がなされています。干支に基づいた可愛らしい動物たちのデザインが、魔除けや厄除けとしての役割も果たすことができる工夫がされています。特に子どもたちが喜ぶデザインが豊富で、大人だけでなく次世代への引き継ぎが期待されます。
作り方動画の特典
また、本書には作り方動画が見れる二次元コードが添付されています。ちりめん細工の伝統的な「くくり猿」の作り方をYouTubeでも発信している高橋さんの動画は、初心者にもわかりやすく解説されており、手作りの楽しさを実感できることでしょう。
著者プロフィール
高橋よう子さんは、日本の伝統的な手芸を現代に伝え続けている著名なちりめん細工作家です。1984年以降、数々の個展を通じてそのオリジナル作品を発表してきました。2015年には、さいたま市立うらわ美術館にて「縫いーその造形の魅力」展にも出品されるなど、幅広く活動を展開しています。著書には『高橋よう子の素敵に布あそび』や『手作りお守り袋としあわせ小物』などがあり、雑誌やテレビへの出演も多数行っています。
書籍情報
- - タイトル: 四季の布あそびかわいいちりめん小物
- - 発売日: 2025年12月19日
- - 価格: 1,760円(税込)
- - 著者: 高橋よう子
- - ページ数: 96ページ
この機会に古き良き和の手仕事に触れ、自分の手で愛らしい小物を作ってみてはいかがでしょうか。贈り物やインテリアとしても重宝すること間違いなしです!