STU48清水紗良が映画上映会に登場し、平和のメッセージを伝える

STU48清水紗良、映画『広島物語』舞台挨拶で力強いメッセージ

8月19日、広島のYMCA国際文化センターで開催された「ふるさと映画祭」に、STU48の清水紗良が主演映画『広島物語』の舞台挨拶に登壇しました。この映画は、戦後80年を迎える広島を舞台とし、平和の大切さを訴える作品です。

開会の挨拶をしたのは、松井一實広島市長。「この作品を通じて、平和を考えることが未来を見つめることにつながる」と語りました。清水もこの日を迎えられたことに安心感を示しつつ、「作品を見ることがまだできていないので、ドキドキしています」と気持ちを伝えました。

舞台挨拶では、清水が自らの言葉で作品の意義を語り、観客から温かい拍手が送られました。「私にとって広島は特別な土地です。この作品を通じて、広島の魅力を感じていただければ嬉しいです」と力を込めました。彼女の言葉には、広島の自然や人々の温かさを伝えたいという思いが込められていました。

清水が演じる長沼晴花というキャラクターは、2025年に20歳の誕生日を迎える若者です。彼女は、かつての祖母との再会を通じて、広島の歴史や文化に触れ、成長していく姿を描かれています。映画は、広島市、呉市、江田島市の魅力を紹介しながら、自由と平和について考えさせられる内容となっています。

STU48は「平和文化アンバサダー」として、若い世代に平和の重要性を訴える活動を行っており、映画『広島物語』を通じてそのメッセージを拡大しています。今年8月6日には、平和への想いが込められた新曲『青空を語り合おう』の配信を開始し、その収益を全額寄付するプロジェクトも展開しています。

映画祭自体も、地方創生をテーマにした日本初の取り組みで、地域の名産や観光地を紹介する役割を果たしています。2023年から始まったこの映画祭は、来年にはアメリカのハリウッドでも開催される予定で、多くの地域の魅力が発信されることが期待されています。

清水紗良は、STU48として広島に深い愛着を持ち、次世代に平和の大切さを伝えようとしています。広島の歴史的背景を背負った彼女たちの活動は、未来のための希望を育むものです。清水の力強いメッセージは、観客に深い感動を与え、彼女たちが伝えたい平和の意義をしっかりと響かせることができました。これからも彼女とSTU48の活動に注目です。