鳥貴族が40周年を記念して1号店を復活オープン！思い出の地が再現される

1985年にオープンした「鳥貴族」1号店、俊徳店が2025年5月1日からの期間限定で復活オープンします。これは鳥貴族が40周年を迎えるのを記念したもので、創業時の雰囲気やメニューが忠実に再現されています。今では国内外661店舗を展開する鳥貴族が、この特別なイベントに込めた想いを紐解いていきましょう。

創業の地は大阪府東大阪市、俊徳店です。1985年に大倉忠司氏の手によって10坪の小さな店舗がスタートしましたが、その後は急成長を遂げ、国内にとどまらず海外にも出店を進めています。オープン以来、手頃な価格で質の高い焼鳥を提供している「鳥貴族」は、「焼鳥チェーンの革命」として多くの愛顧を受けています。

2025年のオープンに際して、俊徳店では創業当初のメニューを可能な限り再現する構想があります。その中でも特に注目を集めそうなメニューが、ささみを使用した「鳥平焼」と、チーズをトッピングした「鳥チーズ焼」。どちらも当時の人気料理で、創業者が直接考案したものです。また、ドリンクメニューに関しても当時の「ホイス」を復活させて提供するとのこと。ホイスは、焼酎ハイボールのベースとなる素で、非常に希少なためここでしか味わえません。

内装に目を向けると、復活した俊徳店の外観は、当時のスタイルそのもの。デザインは大倉氏自身が手掛けたもので、赤と黄色の大きな看板が印象的です。店舗の内部も、当時の雰囲気を再現しており、特に柱や梁を使って狭く見せる工夫がされています。これにより、訪れる人々はタイムスリップしたかのような体験をすることができるでしょう。そして、2階には「鳥貴族記念館」が付き、2025年6月にオープン予定です。ここでは、鳥貴族の歴史に関する展示や、創業者が執筆した決意の「書」、さらには歴代のメニューやノベルティグッズが紹介される予定です。

「鳥貴族」は、経済的で美味しい食事が親しまれる場所として、日本全国どの地域でもその味を楽しめるようになりました。この40周年の復活オープンには、大倉氏の息子である忠義さんからの「1号店復活の希望」という声も背景にあり、そのおかげで今回の機会が実現することとなりました。創業者が大切にしている想いを感じながら、みんなで鳥貴族の原点を再体験する場となってほしいと願っています。

オープン期間は2025年5月1日から10月31日までと予定されており、初月の価格は当時の250円（税込）均一。これは非常にコストパフォーマンスに優れていて、多くのファンに親しまれること間違いありません。その後は350円（税込）均一の価格設定になるとのことですが、俊徳店だけの特別な提供が行われます。焼鳥好きの方々は、このチャンスを見逃さず、ぜひお立ち寄りください。

3種類のドリンクメニューに加え、懐かしの味を再現した焼鳥メニューが並ぶ勇姿は、多くの人々にとって楽しい食の体験となることでしょう。鳥貴族の新旧の魅力が詰まった俊徳店の復活、ぜひ訪れてその独自の空間を楽しんでみたいものですね。