現役東大生が語る「東大理Ⅲ」合格の秘訣と新展開

株式会社カルペ・ディエムが、東京大学理科三類（通称：東大理三）合格者の体験記をまとめる書籍『東大理Ⅲ』の出版権を取得し、2025年版からその制作を引き継ぐことを発表しました。この書籍は1986年に創刊されて以来、多くの受験生や教育関係者から支持を受けてきました。そんな『東大理Ⅲ』の新たな展開を紹介します。

『東大理Ⅲ』とは何か？

『東大理Ⅲ』は、東京大学の中でも特に難関である理科三類に合格した学生たちの声を取り上げたロングセラー書籍です。毎年約100名の合格者の中から、30名に取材を行っており、その内容は非常に多岐にわたります。例えば、合格者の幼少期の家庭環境や習い事、受験勉強での具体的な方法、スランプの克服法など、多くの貴重なデータが詰まっています。これにより、受験生や保護者、学校関係者、進学塾などから高い評価を受けているのです。

受験生の支援を使命とするカルペ・ディエム

株式会社カルペ・ディエムは、代表の西岡壱誠氏が自らの経験を基に、教育支援事業を展開しています。偏差値35からの逆転合格を果たした彼は、その知見を活かして『東大理Ⅲ』の制作を引き継ぎ、教育業界に貢献することを目指しています。西岡氏は「受験生や教育関係者にとって、より有益な情報を提供していきたい」と語り、受験生がどんな環境からでも合格できるよう支援する意向を示しています。

出版記念イベントの開催

また、2025年版の出版記念イベントも計画されています。3月18日に駿台予備校で開催される「東京大学理科三類分析報告会」では、これまでの39年分のデータを基に、合格者たちの傾向や特徴を分析して発表します。第一部では西岡氏が分析報告を行い、第二部では受験総合研究所の伊藤滉一郎氏がその結果について考察。そして最後に駿台予備校の瀧敬悟氏が最新の入試情報を提供します。

情報の更新と進化

『東大理Ⅲ』は、受験生やその保護者にとって非常に価値ある情報源であると同時に、教育分野のルネサンスを促進する役割も担っています。毎年完売する人気の理由は、合格者のリアルな声を元にした具体的なアドバイスと、受験生を取り巻く最新の情報にあります。カルペ・ディエムは、これからの時代に合わせた情報のバージョンアップを進め、『東大理Ⅲ』をさらなるロングセラーへと成長させる意気込みを見せています。

合格者の成功体験が未来を切り開く

西岡氏は、「このシリーズは、東大合格者たちの成功体験が、これからの受験生にとって大いに役立つものであると信じています」と熱い想いを語ります。彼の言葉は、受験生を支える強いメッセージとなり、多くの若者たちの可能性を引き出すことでしょう。今後も『東大理Ⅲ』の進化に注目が集まります。

最後に

今後の『東大理Ⅲ』の動向と出版記念イベントに参加する機会を逃さないよう、興味のある方はぜひ事前に申込を済ませてください。また、出身校や興味のある分野を問わず、多くの学生がこのチャレンジを通じて、自らの道を切り拓いていくことを期待しています。すべての合格者の声が、未来の受験生たちの支えになることを願いつつ、今後の展開を見守りたいと思います。