立体音響で蘇る音楽と卓球の競演！ピンポン・コンチェルト・コンサートの魅力

音楽と卓球の新たな融合

2024年12月23日、すみだトリフォニーホール大ホールにて、特別な音楽イベント「ピンポン・コンチェルト・コンサート」が開催されました。この一夜限りの公演は、若手音楽家によるプロオーケストラ「タクティカートオーケストラ」とTリーグ「琉球アスティーダ」のコラボレーションによって実現しました。

音楽とスポーツが織りなす奇跡のステージ

初めての試みとなるオーケストラと卓球の競演は、音楽の力とスポーツのダイナミズムを融合させた新感覚の体験を提供しました。このコンサートでは、A.アキホの「ピンポン協奏曲『Ricochet』」を筆頭に、モーツァルトのピアノ協奏曲、そしてベートーヴェンの『第九』第4楽章が演奏され、来場者たちに大きな感動を与えました。

立体音響技術『Re:Sense™』の力

特に注目すべきは、立体音響技術「Re:Sense™」による空間音響の体験です。この技術は、クレプシードラ社が開発したもので、独自の収録手法とソフトウェア処理を組み合わせたものです。ここでは、ピンポン協奏曲の収録の際に、卓球選手のラリーリズムやピンポンの軽やかな音色を、オーケストラの演奏と共に、まるでその場にいるかのようにリアルに再現することを目指しました。

来場者は、すみだトリフォニーホール内の響きに包まれながら、最前列の真ん中にいるような臨場感を体験しました。この特別な体験の効果は、動画としてYouTubeチャンネルで公開されており、誰でも自宅でこの感動を味わうことができます。手元のイヤフォンやヘッドフォンを使用することで、音源に近い体験が得られるのです。

クレプシードラ社のご紹介

今回の技術を提供したクレプシードラ社は、2020年に設立された新進のスタートアップ企業です。彼らは、「Creativity for All. Create a Culture.」というパーパスの元、誰もが最高の音体験を享受できる文化を創造することを目指しています。高い技術力と専門性を活かし、音響に関する新しい可能性を追求している会社です。

設立以来、クレプシードラは音楽およびエンターテインメントの領域での革新を進めており、その活躍はこれからますます注目を集めることでしょう。