いとうせいこう『日日是植物』の魅力
日本の都市生活者に向けて、一風変わった植物との関係を描くいとうせいこうの新たな書籍『日日是植物』が2026年2月26日に発売される。この本は、東京新聞で長年にわたって連載されていた人気コラムを基にしており、彼の緑あふれる生活の記録が一冊にまとめられている。予約が開始された今、気になるその内容を詳しく見ていこう。
都会的な植物生活の更新版
いとうせいこうは、25年以上にもわたってベランダ園芸を楽しんできたが、近年では気候変動の影響を受け、室内園芸へとシフトしている。彼の家では、リビングや玄関に鉢植えを並べ、さらには組み立て式ビニールハウスの中で多肉植物を育てる姿が見られるという。まるで都会の中に小さなジャングルを作っているかのようだ。彼のユニークなスタイルには、植物を愛する人々に共感を呼び起こす要素が詰まっている。
7年間のエピソードを振り返る
本書には、東京新聞の連載を通じて描かれてきた7年間のエピソードが綴られている。毎年の気候の変化や、彼が経験してきた様々な出来事は、読者に笑いや感動を提供する。家の中にビニールハウスを設置するなど、彼の日常の中での小さな工夫や失敗も隠されている。
例えば、過去には自分への贈り物として胡蝶蘭を買うという、ちょっと可笑しみを感じるエピソードも登場。こういった細かな日常が、都心での植物生活の魅力を倍増させている。
ポトスや多肉植物との対話
彼の庭には多彩な植物が揃い、特にポトスや多肉植物との触れ合いは見逃せない。これらの植物の成長過程に癒やされる一方で、彼自身も植物たちとのコミュニケーションを楽しんでいるようだ。いとうせいこうは、自身の植物たちからの教えをとともに、読者にも植物への愛、育成の楽しさを伝えようとしている。
著者のメッセージ
書籍のあとがきでは、いとうせいこうが「植物を育て続けてきた7年間」を振り返り、日々の小さなエピソードを記録する喜びを語っている。「ヘタの横好きをどうぞ笑ってください」との彼の言葉は、多くの人々に植物とのふれあいの楽しさを思い出させてくれる。
植物を愛でる人々へ
『日日是植物』は、植物を取り入れた生活を楽しむ全ての人々に向けた一冊。いとうせいこうの独特な視点から描かれた都市生活の中のドラマティックな植物との共生を通じて、笑いや感動を届ける内容になっている。書店やオンラインで予約が可能なので、この機会にぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。
書名:『日日是植物』
著者:いとうせいこう
発売日:2026年2月26日
価格:1,870円(税込)
ISBN:978-4-8387-3373-6
発行:株式会社マガジンハウス
URL:
https://magazineworld.jp/books/paper/3373