発売1日で重版決定！『新版タイガとココア』の感動の物語

タイガとココアの奇跡の記録

2025年11月20日に発売された『［新版］タイガとココア』が、なんと発売初日で重版が決定しました。この作品は、釧路市動物園で生まれたアムールトラの兄妹、タイガとココアの感動的な物語を基にしたノンフィクションです。2009年に刊行された旧版は長らく店頭から姿を消していましたが、ココアが2025年6月に17歳で永眠したことを受けて、復刊を望む声が全国から寄せられました。その情熱が新たな新版としての復刊を実現させたのです。

ココアへの想いが生んだ復刊

2025年6月18日、ココアは釧路市動物園で17歳という若さでこの世を去りました。彼女の死を受けて、SNS上には復刊を求める声が続出しました。「懸命に生きたココアの記録を再び手に取りたい」「彼らの命の尊さを伝える本を読みたい」「子どもたちにも読ませたい」といった熱いメッセージが集まり、最終的には100件以上もの要望が寄せられました。読者の思いは地域を越えて広がり、復刊を後押しする強力な要因となりました。

メディアの注目を集めた重版

本書の復刊は、北海道テレビや北海道新聞をはじめとする各メディアに取り上げられ、全国的に話題となりました。これにより、書店からの追加注文も続々と入り、急遽重版が決まることになります。新しい版は2026年12月12日に重版される予定とされており、多くのファンが心待ちにしています。

復刊記念のオリジナルグッズ

さらに、復刊を記念して、釧路市動物園協会とのコラボレーションで「ドデカしおり」の販売も開始されました。タイガとココアのかわいらしい写真を使ったオリジナルグッズは、一部の店舗やオンラインショップで手に入れることができます。これらのグッズはファンや読者にとって、彼らの物語を身近に感じる素敵なアイテムとなることでしょう。

書誌情報

『［新版］タイガとココア障がいをもつアムールトラの命の記録』は、釧路市動物園の写真と林るみによる文・構成で制作されており、ISBNは978-4-02-252089-0、定価は1760円（税込）です。A5判、オールカラーで176ページという仕様で、出版元は株式会社朝日新聞出版。特に、命の尊さや家族の絆を伝える内容になっており、多くの人々に感動を与えることでしょう。ぜひ、書店で手に取ってみてください。購入はこちらからも。