AI導入マニュアルを手にした経営者たちへ
APRIO TECHNOLOGIESのCEO、足立照義氏が新たに刊行した『経営者・役員のための完全AI導入マニュアル』は、AI導入を考える多くの企業にとって必読の実践書です。このマニュアルは、生成AIの急速な普及を受けて、経営者や役員がAI導入のプロセスを具体的に理解し、実行するための道標を提供します。
書籍の特徴
本書の最大のポイントは、AI技術そのものではなく、「何を、どの順で、誰が決めるか」を重視している点です。これは、経営の意思決定や導入の全体像を把握するうえで、非常に重要です。足立氏は、AI導入を以下の5段階で体系的に整理しました。
1. 整地
2. 設計
3. 実行
4. 展開と定着
5. 改善
これらの段階は、確実な意思決定を促すために重要な論点を含んでいます。その中には、承認ゲートの設置や責任分界線を明確にすることが含まれます。これにより、AI導入の過程での典型的な失敗を防ぎ、スムーズな推進を可能にします。
具体的なアプローチ
近年、AI技術の普及によって「試すこと」が容易になった一方、成果が伴わない状況が見受けられます。本書は、この「成果を出すためのAI導入」に焦点をあてています。多くの企業が直面する問題には、PoC(概念実証)の乱立やシャドーAIが存在します。これらはAI導入を難しくし、プロジェクトの失速を引き起こす要因となります。
足立氏は、こうした課題を意識した上で、明確な意思決定の型を導入することの重要性を強調しています。特に、経営会議や取締役会で実際に使用できる「問い」の形で、議題を設定することが可能であり、その結果として、導入から運用、拡張まで一貫した流れを作ることができます。
実行ロードマップ
さらに、付録として用意された30日・90日・1年というスパンの具体的な実行ロードマップは、経営者にとって非常に有用です。これにより、「次の一手」を明確にし、経営会議での議題に取り込むことが可能になる点が大きな特徴です。
付録には、テンプレートや37本のワークシートが含まれ、実践的に活用できるツールとして提供されています。
講師向けファシリテーションガイド
同時に刊行された『講師向けファシリテーションガイド』は、このマニュアルを基にした研修や経営ワークショップを計画する際に役立ちます。これにより、理論を実際のビジネスシーンで活用するための支援が整っています。
著者プロフィール
足立照義氏は、20年以上にわたりサイバーセキュリティ業界で活躍してきた経験があり、ロンドンやニューヨーク、東京での様々なビジネス展開を行ってきました。彼は、英国テクノロジー業界での「最も影響力のある人物50人」にノミネートされた実績や、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンでの研究活動も行っています。
新たに設立したAPRIO TECHNOLOGIESでは、AIによるサイバーセキュリティの強化を目指し、重要インフラセクターのセキュリティ向上に貢献しています。
書籍概要
- - 書名:経営者・役員のための 完全AI導入マニュアル 2026年版
- - 著者:足立 照嘉
- - 定価:1,100円(税込)
- - ページ数:141ページ
- - 発売日:2026年2月8日
- - 商品ページはこちら
足立照義氏が提案するこの実践書は、AI導入を進める企業に新たな視点を与えるでしょう。その名著を手にし、企業の方向性を見極めるための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。