再び輝いた『パンどろぼう』シリーズのレシピ本
株式会社KADOKAWAが手がける、絵本『パンどろぼう』シリーズの新作レシピ本『パンどろぼうのせかいいちかんたん子どもとつくるパンレシピ』が、2025年9月9日に開催された「第12回料理レシピ本大賞 in Japan」にて【こどもの本賞】を受賞しました。この快挙は、前作である第1弾『パンどろぼうのせかいいちおいしいパンレシピ』が同じ賞を受賞したことに続くものです。
『パンどろぼう』シリーズの魅力
このレシピ本は、3歳から子どもが作ることができるパンのレシピを展開しており、簡単にかわいいパンが作れることをコンセプトにしています。料理を担当した吉永麻衣子さんは、パン作りを通じて親子のコミュニケーションを深めることを目指し、この本を制作しました。子どもでも手軽に楽しめる内容が特徴で、幼保施設での「日々のパンの出張教室」での経験をもとに、ポリ袋とトースターを使った焼成方法を取り入れることで、さらに簡単にパン作りができる工夫がなされています。
「焼き上がったパンが可愛くて美味しいのはもちろんですが、これなら作れそう、またやりたいと思ってもらえるレシピを意識しました」と吉永さんはコメントしており、親子で楽しめる一冊として広く愛用されることを願っています。
原作とレシピ開発者の思い
原作を手掛ける柴田ケイコさんも、この受賞に対して感謝の意を表しています。「第12回料理レシピ本大賞を受賞したことはとても光栄です。子どもたちにとって料理がワクワクする体験になれば嬉しいです」と述べ、より楽しく学べる内容を意識したことを明らかにしました。
この本では、例えば「しろくまパン」や「メロンしょくパン」、「ぼうしパン」などのレシピが掲載されており、全編にふりがなが付いているため、子どもたちも自分で楽しんで読むことができます。さらに、パン作りの基本的な疑問にも応える形で、「パンがふくらむのはどうして?」といった質問に対する知識も含まれています。
書籍の詳細情報
この新作レシピ本の発行は2024年6月26日で、定価は1,760円(税別)で、全112ページという内容です。子どもから大人まで楽しめるこの本は、家族でのクッキングタイムを彩る一冊です。
これからも『パンどろぼう』シリーズは、多くの家庭での楽しい料理の時間を提供することが期待されています。これを機に、親子でパン作りを楽しんでみるのはいかがでしょうか。パンづくりは、ただの料理を超えて、親子の絆を深める大切な時間となるでしょう。