『オール讀物』最新号
2025-04-22 06:30:27

本屋さんを愛するすべての人へ贈る『オール讀物』5・6月号の特集内容

『オール讀物』5・6月号が発売!



近日、株式会社文藝春秋から『オール讀物』の5月・6月号がついに発行されました。この号の目玉は「本屋さんへ行こう!」という特集で、各地の書店の素晴らしさを掘り下げています。著名な作家である伊坂幸太郎さんとのコラボ企画「POP対決!」も見逃せません。今回は、この特集の魅力についてご紹介します。

総力特集「本屋さんへ行こう!」



特集の中心となるのは、伊坂幸太郎さんと『オール讀物』編集部とのPOP作り対決です。「POP作りを習って、僕と勝負してみませんか」という挑戦状で始まるこの企画では、全国の5つの書店で、伊坂さんが選ぶ文庫本4冊を使った売上げバトルが実施されました。お客様の評価の結果はいかに。書店での熱気が伝わる内容となっています。

この特集では、書店にまつわる短編小説も合わせて紹介されており、一穂ミチさんと凪良ゆうさんがそれぞれ「歌うように生きて」や「小鳥たち」といった作品を発表しています。また、書店員を招いた座談会も開催され、「街の本屋」の考え方に迫ります。

第2回大人の推理小説大賞も発表



続けて、「第2回 大人の推理小説大賞」の発表も注目のポイントです。選考を行ったのは、ミステリーに詳しい全国の書店員たちで、受賞作には永嶋恵美さんの『檜垣澤家の炎上』が選ばれました。この受賞作についてのインタビューも掲載されており、作者の思いが感じられる内容となっています。

座談会では、業界のプロたちが2024年の推理小説に期待することについても議論されています。これからのミステリー文学がどのように進化していくのか、興味深い予測がなされています。

他の魅力的なコンテンツ



この号には、様々な短編小説や評論なども掲載されています。特に、現代の短編小説や時代小説といったジャンルは読み応え十分。夢枕獏さんや坂井希久子さん、和田秀樹さんによる作品は、時代背景の中で綿密に描かれた物語が楽しめます。

また、特集の中で神道に関する企画もあり、髙見澤俊彦さんと岸川雅範さん(神田明神)が登場。「神様について語ろう」と題した対談は、神道への新たな理解を促します。

人気コラムとエッセイ



さらに、東海林さだおさんや伊藤理佐さんといった人気作家のコラムも必見。切り口のユニークな視点から、日常生活や趣味についての洞察が展開されています。

編集長のメッセージ



最後に、編集長の石井一成さんが書店の現状について言及しています。多くの書店が閉店する中で、本誌は今もなお読者の元へ届けるという強い思いを持ち続けています。「本屋さんへ行こう!」特集では、全国の書店が直面している現状に少しでもエールを送りたいという気持ちが込められています。

『オール讀物』5・6月号の内容は、書店をテーマにした幅広い企画が満載で、読者にとって心温まる特集となっています。ぜひ書店に足を運び、誌面に掲載された伊坂さんのPOPを探してみてください!

書誌情報


  • - 書名:『オール讀物』 5・6月号
  • - 定価:1,500円(税込)
  • - 発売日:2025年4月22日(火)
  • - 商品URL:オール讀物


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