異才・冬虫カイコが贈る新作コミックス
株式会社ジーオーティーから、異才の漫画家冬虫カイコが手がけた待望の新作コミックス「土曜日の三重奏」が2025年3月28日に発売されることが発表された。このタイトルは、MeDu COMICSレーベルからリリースされ、心温まるストーリーが描かれる。
やわらかな家族の絆が描かれる
物語は、総合病院の職員用住宅に住む少女・真琴の成長を描いたものだ。真琴は、医師の父と家庭を支える母のもとで育ち、いつかは立派な医者になろうと願っている。しかし、彼女の価値観はある出会いによって大きく変わることになる。中学受験の準備のため、ピアノを辞め勉強に励む日々の中で、同じマンションに住む研修医・弦木との出会いが真琴の心に新たな光を灯す。この出会いがきっかけで、彼女の人生観や家族への思いがどう変わっていくのかが見どころだ。
感情が交差する物語
「土曜日の三重奏」は、真琴の成長の過程での感情の交錯が繊細に描かれており、子どもとしての innocent な目線、大人としての責任感、さらには母としての愛情が交錯する様子に共感を覚える。
また、本作には中編の「土曜日の三重奏」とともに、「欠ける月」と題された切ない読み切りも収録されており、老いをテーマにした深い感情が描かれている。冬虫カイコの独特な筆致が活かされた作品に仕上がっている。
コミックスの詳細
- - タイトル: 土曜日の三重奏
- - 著者: 冬虫カイコ
- - 発売日: 2025年3月28日
- - 価格: 814円(税込)
- - 判型: B6
- - ISBN: 978-4-8236-0840-7
本書の特典には、書店共通のイラストペーパーが用意されている。ただし、特典の配布状況は各書店によって異なる場合があるため、早めのチェックをおすすめする。
その他の作品も要注目
冬虫カイコはこれまでにも多くの作品を発表しており、既刊の「回顧冬虫カイコ作品集」も好評発売中だ。この作品集は792円(税込)で、同じくB6サイズで出版されており、冬虫カイコの独特な世界観を楽しむことができる。
おわりに
冬虫カイコの新たな作品「土曜日の三重奏」は、心温まる要素と深いテーマが融合した魅力的な内容になっている。3月28日の発売を今から心待ちにしよう。興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトやオンラインストアをチェックしてみてください!
リンク先からは試し読みも可能ですので、気になる方はぜひ訪れてみてほしい。