京都映画企画市の魅力を探る
今年も待望の「京都映画企画市」が、2025年10月4日(土)にハートピア京都で開催される。このイベントは、時代劇のメッカともいえる京都から、新しいオリジナル時代劇や歴史劇の映画企画を対象としたコンペティションだ。これまで多くの優れた企画が誕生してきたこの場で、今年もファイナリストが集結し、その企画がどのように進化していくかを見守ることができるのだ。
本年度の参加者には、書類審査を通過したファイナリストが選ばれ、その中から優秀映画企画が決定される。公開プレゼンテーションは、午後に行われ、映画業界の第一線で活躍する審査員が企画を評価する。この日は、なんと一般の来場者も観覧が可能ということもあり、映画ファンにはたまらない機会となる。
ファイナリスト5企画
今回のプレゼンテーションには、以下の5つのファイナリストが登場する予定だ。
監督・脚本の緑茶麻悠と佐伯龍蔵が描く、この作品は独特の視点から時代劇の魅力を引き出す。
エハラ・ヘンリー監督が巧みに時代背景を活かし、観客を引き込むストーリーを展開する。
ヘフェリン・優美プロデューサーとヘフェリン・ケビン監督が贈るこの作品は、時代劇らしい情緒あふれる物語。
井上朝陽が企画・監督を務め、深い人間ドラマを描くことで注目を集めている。
永岡俊幸監督によるこの作品は、革新的な視点から伝説の時代を再現しようとしている。
各ファイナリストの独自の視点と構想が、どのように具現化されるのか、公開プレゼンテーションが期待される。
イベントの詳細
今回のイベントは、2025年10月4日(土)13:30からスタートし、一般受付は13:20から行われる。会場はハートピア京都の大会議室で、審査員は映画監督の犬童一心氏、松竹のプロデューサー矢島孝氏、映画評論家でありプロデューサーの和田隆氏という豪華な顔ぶれだ。彼らはファイナリスト達のプレゼンテーションを厳しく評価し、最終的には優秀企画が選ばれる。
また、イベントでは2024年度の優秀映画企画によるパイロット映像『引かれ者の小唄』の完成披露上映も行われる。映画好きにはたまらない内容だ。
一般観覧の方々は、事前予約が必要となるため、公式HPからお申し込みいただきたい。申込締切は10月2日(木)正午までとなっており、無料での参加が可能だ。この機会をお見逃しなく、素晴らしい映画の未来を見守りにいこう!
詳細やお申し込みについては、京都映画企画市の公式サイトをご確認ください。不明な点は事務局までお問合せを。
主催は京都府、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)、共催にKYOTO Cross Media Experience実行委員会が名を連ねており、後援には経済産業省近畿経済産業局、協力には東映株式会社京都撮影所や松竹撮影所など名だたる団体が関わっている。これにより、イベントの信頼性と期待感がさらに高まる。
新たな時代劇の幕開けをともに迎え、映画の歴史を共に体験しよう。