日経クロステックが選ぶCIO/CDO・CTOオブ・ザ・イヤー2026
2026年の「日経クロステックが選ぶCIO/CDOオブ・ザ・イヤー」と「CTOオブ・ザ・イヤー」の受賞者が発表されました。これらの賞は、業界で注目される活躍をしているCIO(最高情報責任者)やCDO(最高デジタル責任者)、CTO(最高技術責任者)を表彰するものです。受賞者には、日本のテクノロジー分野を牽引するリーダーたちが選ばれ、その実績が高く評価されています。
CIO/CDOオブ・ザ・イヤー2026 大賞受賞者
大賞には、日清食品ホールディングスの成田敏博氏が輝きました。成田氏はデジタル化に積極的に取り組み、組織全体へのデジタル教育を推進しています。特に、早期から社内独自の生成AI環境を整備し、その利用率が7割を超えるなど、目覚ましい成果を上げてきました。また、「業務部門のデジタル活用支援」という5つの施策を実行し、全社的なデジタルシフトを進めています。成田氏のアプローチは、単なる技術の利用にとどまらず、現場社員の実践的な能力向上をも意図したものです。
特別賞には、SUBARUの辻裕里氏とコスモエネルギーホールディングスのルゾンカ典子氏が選ばれました。辻氏は、経理や人事部門、製造プロセスのデジタル変革を進め、全方位での組織改革に貢献してきました。対して、ルゾンカ氏はAI及びデータ利用の基盤を整備し、全社員参加型のデジタル推進をリードしてきました。
CTOオブ・ザ・イヤー2026 大賞受賞者
CTOオブ・ザ・イヤーには、日揮ホールディングスの水口能宏氏が受賞しました。水口氏は、石油化学プラントのエンジニアリング事業の将来を見越し、新たに「バイオものづくり」に関する技術開発を進めています。具体的には、二酸化炭素や水素、酸素を原料に微生物を使って化学品や燃料を生産する「ガス発酵技術」に着目。これにより、持続可能な社会に向けた新たなビジネスモデルを確立しようとしています。
特別賞にはクラレの尾松俊宏氏とカルビーの中野真衣氏が選ばれました。尾松氏は若手が成果を上げられるような体制を整え、研究開発にAIやDXを採り入れることに成功しました。そして中野氏は異業種との協力を深め、組織全体での研究開発を加速させることに寄与しています。
表彰式とイベントの開催情報
「日経クロステックが選ぶCIO/CDOオブ・ザ・イヤー」と「CTOオブ・ザ・イヤー」は今後、2026年9月29日と30日に東京国際フォーラムで開催予定の「未来をつくるテクノロジー展 日経クロステックNEXT 東京 2026」にて表彰式が行われます。このイベントは、新しいテクノロジーの可能性や、各受賞者の卓越した業績を探る貴重な機会となるでしょう。
受賞者の活躍は、デジタルやテクノロジーを軸にした業界の未来を感じさせます。これらの取り組みがどのように業界全体を変革していくのか、今後の展開に期待が寄せられています。