ALLIANCE FOR THE BLUEが海の大切さを伝える絵本を配信開始

ALLIANCE FOR THE BLUEとアイフリークモバイルが共同制作

一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUE（以下、「AFB」）が、株式会社アイフリークモバイル（以下、「アイフリーク」）とのコラボレーションを通じて、海の重要性をテーマにしたデジタル絵本2作品の配信を開始しました。この取り組みは、子供たちが自然環境への理解を深めるために企画されたものであり、YouTubeチャンネル「ポポキッズ」にて視聴が可能となっています。

絵本の内容と背景

AFBは、未来に恵み豊かな海を遺すために、海洋環境問題に対する取り組みを強化することを目的としています。世界中で海ごみ問題が悪化している中、約80の企業・団体と協力して解決策を模索しています。アイフリークも、この動きに賛同し、子供たちに分かりやすく環境問題を伝えるための教材として、キャラクターを用いた絵本を制作しました。

今回配信された絵本には、「魔法のブルーブルー島」と「もばもばモコモコ大作戦！」の2作品があります。どちらも子供たちが楽しみながら学べる内容となっています。

「魔法のブルーブルー島」

この絵本の舞台は、ゴミで汚染された不思議な島。カモメたちが立ち上がり、捨てられたプラスチックを新たな命へと変える物語です。この物語は、何気ないゴミが自然に与えている影響を理解し、解決するための力を育むことを目的としています。

ポポキッズ内での配信はこちら

「もばもばモコモコ大作戦！」

消えてしまった海の森、藻場の再生に向けた物語が展開されます。藻場の重要性や、自然とのつながりを学びつつ、カモメと仲間たちが協力して問題を解決していく様子が描かれています。この作品は、共同体意識や命のつながりを感じてもらうことを重視しています。

ポポキッズ内での配信はこちら

展示イベントの開催

この2作品は、2025年12月に東京ビッグサイトで行われる「SDGs Week EXPO 2025」の「エコプロ2025」ブースにて放映される予定です。このイベントを通じて、より多くの人々に視聴してもらい、海洋環境保護の重要性を広めることが期待されています。

また、今後は学校の教育教材としても展開し、環境問題に取り組む企業や団体向けにライセンスアウトする計画もあるとのこと。これにより、より多くの人々に環境問題への理解が広まり、自分たちにできることを考えるきっかけとなるでしょう。

結論

AFBとアイフリークの協力によって、未来を担う子供たちに向けた新しい形の環境教材が誕生しました。このデジタル絵本を通じて、遊びながら自然環境について学び、より良い未来を作る手助けとなることを期待しています。創造された絵本は、家庭だけでなく、学校や地域社会でも広がりを見せていくでしょう。

子供たちが遊びながら学ぶ機会を通じて、次世代に受け継がれる海の豊かさが実現することを願います。