小田和正がゴルフ界のレジェンド、青木功のキャディとして挑んだ特別なドキュメンタリーが12月14日に再放送されます。この番組は、1993年に全米シニアツアーの公式戦で撮影されたもので、音楽活動で知られる小田がキャディ体験を通じて青木と織りなす深い絆が描かれています。
小田和正は当時、ゴルフ雑誌に連載を持ち、プロゴルファーの青木に「キャディを体験させてほしい」と懇願。意外にも青木から快諾の返事があり、彼は米国ロサンゼルスのランチョ・パークにて全米シニアツアー公式戦でキャディを務めることになりました。
試合が始まると、小田は多くの苦労に直面します。キャディとしての経験がない彼は、何度も失敗を繰り返し、青木から叱責される日々。しかし、そんな逆境を共に乗り越える中で、2人の間には次第に信頼と友情の絆が芽生えていきます。
そして、トーナメントの2日目、小田は青木がトップに立つ瞬間を目の当たりにします。彼らの心境や緊張感、嬉しさをありのままに捉えたドキュメンタリーは、感動的なクライマックスを迎えます。この番組では、小田がピンマイクを装着し、青木との生々しいやりとりも記録されており、視聴者は二人の関係性の変化を目の前で見守ることができる貴重な映像です。
また、さらに注目すべきは、12月28日に放送される情熱大陸の特集「井上真央が撮る小田和正」です。この特集は、人気ドキュメンタリー番組「情熱大陸」の700回放送記念として制作されたもので、女優の井上真央がディレクターに挑戦しています。彼女の視点から、小田との特別なインタビューや密着取材が行われ、これまでの取材とは異なる、新たな小田和正の魅力が引き出されるでしょう。
井上真央が小田との東北ツアーに自らのカメラを持って一人で密着し、彼女の戸惑いや成長を感じ取ることができる内容になっています。ファンにとってはたまらない、両名の魅力が詰まった特集となること間違いなしです。
このように、12月は小田和正に注目が集まる特別な月となっており、彼のキャリアと人間性に対する新たな理解を得られる機会です。今後の放送、是非お見逃しなく。