梅沢富美男と堀田茜が描く新たな人情ドラマ
新たなヒューマンドラマ、『浅草ラスボスおばあちゃん』が始まります。この作品で梅沢富美男が演じるのは、下町・浅草で自由気ままに生きる人情あふれるおばあちゃん、日向松子。そして彼女に振り回されてしまうのが、堀田茜が演じる生真面目な区役所職員・森野礼です。この土ドラは、笑いと涙が散りばめられた元気が湧いてくる物語です。
誰にでも共感できる役
堀田茜は、礼というキャラクターに強く共感しているそうです。彼女は自身の中で確立された“ルール”に縛られながらも、変わりたいと願う不器用な女性。堀田は、30代に突入してから自らの“ルール”に気づくことが増えたと語ります。「この役は、自分自身の成長にもつながるかもしれない」と感じる堀田。礼が物語を通して成長していく姿は、視聴者にとっても共感を呼ぶことでしょう。
日常生活での“自分ルール”
また、今回のドラマではルームシェアもテーマになっています。堀田は、自身の結婚生活における細かい“自分ルール”についても触れ、「誰かと暮らすと、それぞれのこだわりが見えてくる。快適な共同生活のためには、ルールを共有することが大切」と語りました。「実際、うちの夫は時々そのルールを破ってくれる」と笑顔を見せる彼女。そんなリアルな日常の感覚が作品に反映されていることでしょう。
梅沢富美男との面白い共演
梅沢との共演について、堀田は「梅沢さんは非常にシャイな方」と言います。バラエティ番組で見せる堂々とした姿とは違い、一緒に仕事をする中で彼の面白エピソードが現場を和ませ、緊張がほぐれたと明かします。「次第にみんなが打ち解けて、温かい雰囲気が生まれた」と堀田。画面を通じてその和やかな空気が伝わることを期待しています。
世代間の理解を深める
堀田が感じるのは、松子のような年上の世代の考えや感情を理解し、学ぶことの大切さです。「異なる時代を生きてきた人々の体験は、それぞれ異なる。世代間の違いをリアルに描くことは、視聴者にとっても意味深いこと」と強調しました。本作が、世代を超えた価値観を見つめ直すきっかけとなることを願っています。
視聴者へのメッセージ
堀田は、視聴者に向けて「このドラマを見て、松子おばあちゃんに振り回されながらも、自分を少しずつ変えようとする人々の姿に心が温まってもらえたら嬉しい」とメッセージを送りました。彼女は「笑いあり、感動ありの作品となっていますので、ぜひ楽しんでください」と言い、ドラマ『浅草ラスボスおばあちゃん』の放送を心待ちにしています。
この作品では、老朽化したアパートから立ち退くことになった松子が、区役所職員・礼や個性的な若者たちとシェアハウスを築く様子が描かれています。松子の自由奔放さに対抗しつつ、若者たちも少しずつ変化していく様子は、特に見どころとされています。視聴者に豊かな感情を届けるこのドラマは、全11話にわたって放送予定。ぜひ、その心温まる物語にご期待ください。