本屋大賞受賞作が舞台化！山下美月主演でお披露目が決定

舞台化決定！『成瀬は天下を取りにいく』

2023年、宮島未奈のデビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が、本屋大賞や坪田譲治文学賞を受賞し、瞬く間に大ヒットを記録しました。この作品は、シリーズ累計160万部を超えるベストセラーとなり、今なお多くの読者に親しまれています。そして、ついにこの人気作が舞台化され、山下美月が主演を務めることが発表されました。

舞台化の詳細

舞台版は、原作の『成瀬は天下を取りにいく』及び続編『成瀬は信じた道をいく』を基にしたオリジナル脚本で構成されます。2026年7月から東京、大阪、そして物語の舞台である滋賀県・大津市にて上演が行われます。この夏、観客は「かつてなく最高な主人公」に出会うことができるという、特別な体験が待っています。

主演の山下美月は、成瀬あかりというキャラクターに特別な想いを抱いており、「成瀬が愛おしくて、羨ましくて、誇らしい」という感情を抱いたと語っています。舞台を通じて、彼女自身が成長していく姿が描かれることに、期待が高まります。

新作の発売情報

舞台化だけでなく、原作小説においても進展があります。完結編となる『成瀬は都を駆け抜ける』が2025年12月1日に発売予定で、物語は京都を舞台に、成瀬あかりが新たな環境で成長する様子が描かれます。読者は、千年の都でときに繊細で、ときに力強い成瀬の成長を目の当たりにすることができます。

新たな仲間との出会いや、過去のキャラクターとの再会も描かれる中で、成瀬が迎える究極のハッピーエンドには、ファンの期待が集まります。