自給自足とDIYの新風を紹介する『dopa』2025年4月号の特集

『dopa（ドゥーパ！）2025年4月号』特集：自給自足×DIY

株式会社ワン・パブリッシングが発行する「dopa」の2025年4月号が、いよいよ発売されます。この号の特集は、「自給自足×DIY」。現代社会は急速な消費と格差の拡大に直面しており、これによる分断が進んでいます。そんな中で、より心と身体に寄り添った生活を目指す人々の姿に光を当てて、この特集ではDIYerたちの実践する手作りの生活を紹介します。

DIYで切り開く新しい暮らし

この特集が注目するのは、物質的な豊かさを求めるのではなく、時間や空間を十分に使った「懐かしくも新しい」暮らしです。これまでの価値観が通用しにくくなっている今、心地よい空間をDIYで実現することが、閉塞した社会を打破する一つの鍵になるのではないでしょうか。

ソーラーパワーを取り入れた自給自足ライフ

特集の冒頭では、太陽光発電と太陽熱温水器を組み合わせたオフグリッドシステムをDIYで構築した2人のDIYerを紹介します。彼らの生活は、ただのエネルギー自給を超え、自宅での生活から移動エネルギーまでもカバーする新しいライフスタイルを体現しています。また、エネルギーに関する知識を豊かにする「ecoばかクリエイションモーリー」こと森雄翼さんからは、品質を高めるための自給アイデアが語られ、読者にインスピレーションを与えてくれるでしょう。

実践者たちのストーリー

さらに、特集では実際に「DIY×自給自足」を通じて自分流の生活を実現している4組のファミリーを取り上げます。セルフビルドやセルフリノベーションを駆使した居住空間に加え、動物と共生する生活や、自然素材を用いた暮らしの工夫など、彼らのライフスタイルはとても魅力的です。それらは美しい写真とともに紹介され、読み応えがあり視覚的にも楽しめる内容です。

達人たちの知恵とインタビュー

DIYや田舎暮らしに関する書籍を多く執筆している西野弘章さんによる、自給自足の知恵も紹介。彼のアイデアはエネルギー、食、住の3つの要素に分かれ、それぞれに新たな視点を提供してくれます。また、千葉県匝瑳市での「ダウンシフトな暮らし」を実践する髙坂勝さんへの7000字インタビューも掲載。彼は自給自足の生活やDIYでの働き方を語り、消費に依存しない豊かな生き方の実例を示しています。

バラエティ豊かな連載も楽しもう

号内には、本職の大工によるガレージ工房作りのドキュメントや、DIYユニット「HAMMERS」の裏山開拓記など、多様なジャンルのメイキングが盛りだくさん。また、自給自足の田舎暮らしについてのエッセイや映画・書籍レビューも充実しており、さまざまな読み物が楽しめます。

この春、DIYと自給自足の新たな可能性を探る「dopa」2025年4月号をぜひお手に取ってみてください。心に響く暮らしのヒントが、きっと見つかるはずです。