フランスのマンガ配信サービスMangas.ioがテレビ番組でヒット、10億円超の出資を獲得！

フランスのマンガ配信サービスMangas.io、テレビ番組での大反響

フランスのテクノロジー企業であるMangas.ioが、昨年2月に放送された人気テレビ番組「Qui Veut Être Mon Associé?」での発表をきっかけに、大きな注目を集めています。創業者のロマン・レニエ氏とユン・J・イナダ氏が出演したこの番組は、フランス国内での起業家精神を促す番組として知られ、多くの視聴者に影響を及ぼしています。

番組での発表とその影響

番組の中で、Mangas.ioはコミック業界の海賊版問題と、その解決策としての役割を強調しました。Mangas.ioは、フランスの主要出版社と提携し、正規のマンガを配信するプラットフォームとして、急激に成長しています。出演者たち、特に投資家エリック・ラルシュヴェック氏が「これは見逃せないビジネスチャンスだ」とコメントしたことは、視聴者に強い印象を残しました。

放送直後、Mangas.ioへのアクセスは通常の12倍に達し、サブスクリプション登録は2000%も増加しました。この事実は、Mangas.ioが市場での信頼性を向上させる要因となりました。さらに、Mangas.ioは一般投資家を対象にした資金調達キャンペーン「CrowdEquity」を展開しました。これにより、多くの個人投資家がプロジェクトを支援できる機会を得ることとなりました。

驚異的な資金調達の成果

事前登録が始まると、マンガファンの熱い反応が寄せられ、わずか1週間で640万ユーロ（約10億円）を調達することに成功しました。Mangas.ioの共同創設者であるユン・J・イナダ氏は、最初は2週間で100万ユーロの調達を想定していたものの、実際には初日でその金額を上回ったと語っています。

ロマン・レニエ氏も、予想を超える反響に驚きを隠せず、「全ての投資希望者を受け入れられない状況になり、早期に締め切らざるを得なかった」と述べています。このように、Mangas.ioは国内外の投資家からの注目を集め、急激に成長を遂げています。

今後の展望

Mangas.ioの成功は、同社の市場での信頼性を高め、さらなる発展を促進する要因となるでしょう。現在、シリーズA投資ラウンドが進行中であり、機関投資家からの関心も高まっています。CFOのブルーノ・ラファエリ氏は、「支援を受けられたことが、Mangas.ioの成長可能性を証明している」と語っています。

Mangas.ioは、今後もフランス及び国際市場に向けたさらなる拡大を目指し、魅力的なマンガプラットフォームを構築していく予定です。これは、マンガファンにとっても大きな期待を抱かせる展望です。

Mangas.ioについて

Mangas.ioは、フランス語圏の漫画出版社と提携し、様々なマンガ作品を正規に配信するプラットフォームです。映像化や関連情報も提供し、フランスの読者に多様な選択肢を提供しています。利用者は、iOSやAndroid、ウェブからアクセスでき、魅力的な漫画体験を享受できます。

公式サイト: Mangas.io

公式インスタグラム: mangas.io

公式X(旧Twitter): Mangas.io Twitter

利用料金は、スタンダード・プランが月額6.99ユーロ、プレミアム・プランが月額8.99ユーロとなる予定です。