CPRディスコ大盛況
2025-08-22 11:09:01

医療とエンタメが融合したCPRディスコ、初の単独開催が成功を収める

CPRディスコの初開催



2025年8月10日、代官山のクラブ「ORD.」にて、音楽と心肺蘇生法(CPR)が融合した新感覚イベント「CPRディスコ」の初めての単独開催が行われました。この日は「ハートの日」でもあり、命を救う技術を楽しみながら学ぶ場として、多くの来場者で賑わいました。

医療とエンタメの新たな形



このイベントは、株式会社アフロ&コーに所属するパーティークリエイターのアフロマンス(中間理一郎)と、現役看護師であり一般社団法人ファストエイドの理事であるガースケ(山賀雄介)が共同で企画したものです。日常の医療知識をエンタメとして落とし込み、音楽のビートに合わせて心臓マッサージを学ぶという新しい試みが、医療とエンタメ業界において注目を集めています。

CPRディスコは、「音楽を楽しみながら命を救う技術を学べる」というユニークなテーマのもと、これまでも医療学会や地域イベント、フェスティバルなどで盛り上がってきました。特にクルーブで流れる音楽のBPM(ビート・パー・ミニット)がCPRに最適だという発見が、今回の本イベントを後押しする形となりました。

大盛況のイベント当日



当日は約100名の参加者が集まり、BPM110〜120のリズムでプレイされるDJの音楽とともに、CPRトレーニング専用の装置を用いて実際に心臓マッサージの体験を行いました。ペットボトルや専用装置を使い、笑顔を交えながら「正しいリズムでの心臓マッサージ」を体験できる場となり、「心臓の鼓動を感じる」というリアルな学びが広がりました。参加者たちからは、BPMに縛られたプレイはとても新鮮であり、パフォーマンスとしての楽しさがあったとの意見が寄せられています。

イベントには、全国で活躍するDJ KOMORIやDJ TAROも参加し、彼らのパフォーマンスによりフロアはさらに盛り上がりました。双子ラッパーユニット、上鈴木兄弟は「心肺蘇SAY HO〜!」のコールアンドレスポンスを挟み込み、観客を巻き込んだ熱狂の瞬間が生まれました。さらに、MPCプレイヤーのKO-neyによる心臓の鼓動音や医療機器の音をサンプリングした即興プレイも見逃せませんでした。主催者のガースケ氏は、現場で「Cardio Pulmonary Resuscitation」という名称をサンプリングして楽曲に取り入れるというサプライズパフォーマンスを披露し、観客を楽しませました。

特別なCPRトレーニング体験



DJタイムの後半には、フロア全体でCPRのトレーニングが行われ、大勢の参加者が音楽にのせて心臓マッサージを模して体を上下させるという、みんなが一体となる異様な空間が生まれました。この瞬間は「CPRディスコ」ならではの特別な体験です。なお、ラウンジエリアではCPRディスコの歴史を振り返るパネル展示も行われ、これまでの活動を振り返る良い機会となりました。

次回開催に向けて



最後には出演者と来場者全員で集まった記念写真を撮影し、来年の第2回開催を約束しました。この「命をつなぐカルチャーを育てる」というテーマに基づき、次回は2026年8月10日(ハートの日)に、さらなる進化を遂げた形での開催を計画しています。次回開催では、より多くの来場者が「直感的に体験し記憶に残せる」演出や空間づくりを進めていくとのことです。また、この企画に共感する協賛企業や協力団体も募集中で、医療 関係者や教育機関、地域団体に広く参加を呼びかけています。皆さんの力を借りて、今後も命をつなぐ文化を広げていくことを目指しています。

本件に関するお問い合わせは、株式会社アフロ&コ(Afro&Co.)までお願い致します。担当は古家後で、メールはinfo@afroand.co、電話は03-6555-2575、Webはこちらです。


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