注目の名バイプレイヤーが活躍する『お疲れ様です後堂さん』の魅力とは

大ヒット作『むこうぶち』スピンオフ第3弾登場！

2月28日（金）、株式会社竹書房より『お疲れ様です後堂さん』の第1巻が発売される。「むこうぶち」の名バイプレイヤー・後堂公一が主役となるスピンオフ作品の登場に、多くのファンが期待を寄せています。今回は、作品の魅力とともに、後堂の人間味あふれるエピソードに迫ります。

物語の概要

後堂公一は、一般的な中年男性で、元妻や愛娘、職場の上司や同僚と複雑な人間関係を持ちながら生きている。しかし、彼の特筆すべき点は麻雀の実力。傀と並ぶほどの腕前を持ち、それを生かして様々なトラブルを解決していくストーリーが描かれています。「娘のためなら、多少の不本意ぐらい我慢できます」と語る彼の姿は、親としての愛情や人間的な深さを感じさせるものがあります。

魅力的なキャラクターたち

原作を手掛けるのは、ミステリ作家・円居挽。彼が描く後堂と江崎のコンビネーション、さらには愛娘とのエピソードはファンにはたまらない内容となっています。後堂の知られざる過去に関する逸話や、これまで語られてこなかったエピソードが逐一描かれており、読者は彼の新たな一面を楽しむことができるでしょう。

コラボイベントも要注目

さらに、今作の発売を記念して、中野ブロードウェイでのコラボ展示も予定されています。『むこうぶち』と「アカギ」の二大麻雀漫画が融合し、ファンにとって見逃せないイベントとなること間違いなしです。

- むこうぶち展示: 2月28日（金）～3月7日（金）
- アカギ展示: 3月8日（土）～3月16日（日）

このコラボイベントでは、両作品の魅力を存分に楽しむことができる展示が行われます。展示を訪れたファンは、リアルな麻雀体験やアートに深く触れることができる機会です。

連載誌『近代麻雀』について

本作が掲載されている『近代麻雀』は、毎月1日に発売され、麻雀をテーマにしたさまざまな作品が収録されています。『老境博徒伝SOGA』や『むこうぶち』など、麻雀をモチーフにした漫画が多彩に揃っており、麻雀ファンを楽しませ続けている刊行物です。特に、Mリーガーによるコラムも充実していて、読者は麻雀のプロの視点を知ることができます。

作家情報

原作を手掛けた円居挽は、幅広いジャンルで活動する作家です。小説や推理、ゲームのシナリオ執筆も行い、今回の作品でもその独自の視点が色濃く表れています。一方で漫画を担当するkirishimaは、ゲームグラフィックやキャラクターデザインを行い、視覚的な要素でも作品に深みを与えています。彼らの活躍があってこそ、『お疲れ様です後堂さん』が生まれたのです。