『この夏の星を見る』
2025-06-24 11:07:29

映画『この夏の星を見る』特別試写会への意気込みと制作エピソード

2025年7月4日、全国公開予定の映画『この夏の星を見る』が、大阪芸術大学の映画館で特別試写会を開催しました。このイベントには、同大学の卒業生であり、本作の監督を務める山元環さんや、アストロフォトグラフィーとVFXの監修を担当した竹本宗一郎先生、そして注目のプロデューサー松井俊之さんが登壇し、学生たちにエールを送りました。

映画『この夏の星を見る』は、コロナ禍における若者たちの葛藤や絆を描いた作品です。特に、「スターキャッチ」という新しい形のオンラインコンペティションを通じて、中高生たちがつながっていく様子が描かれています。試写会では、上映中に感情移入した学生たちが涙している姿があり、物語が彼らに深く響いた様子が伺えました。

特に、山元監督は「この映画は、自由が制限されている状況の中でも、星空を通じてつながりを感じられるというメッセージを込めました。」と語りました。また、彼は作品作りにおいて、観客の目線を大切にし、映像でキャラクターの感情を引き出す工夫を重ねたとも述べています。

試写会の後半では、番組『大阪芸大スカイキャンパス』の公開収録も行われ、制作秘話が語られました。ここでの話の中では、特に竹本先生が関わった映像美についての紹介や、星空の撮影背後にある技術について詳しい解説がありました。竹本先生は「リアルな星空を描くためには、肉眼で見えるものを超えた表現が求められます。美しさを追求した結果、この映画では昼間に撮影した映像を夜に見えるように加工しています。」と説明しました。

松井プロデューサーは、山元監督に依頼した理由を「新しい才能に挑戦する作品を作りたかった」とし、監督がこれまで培ってきた映画理論の知識にも期待を寄せていた様子が伺えました。実際に、監督はアルバイトをしながら企画を練り、自分のビジョンを形にするための時間を大切にしていたとのことです。

最後に、学生たちへのメッセージとして、山元監督は「大阪芸大での経験を活かし、外に目を向けて行動することが重要です」と励ましの言葉を送りました。彼は、同じように若い世代の仲間たちがどんな新しい作品を生み出すのかに期待していると結びました。

このように、多くの人々がつながり、共感を与えられる映画『この夏の星を見る』。作品の公開を楽しみにしています。また公式HPからも最新情報をチェックしてみてください! 公式HP: https://www.konohoshi-movie.jp/


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