日本文化の魅力を再発見する『THE NEW JAPAN』
渋谷に本社を構えるNOT A HOTEL株式会社は、地域文化を詳細に紹介する新しい雑誌『THE NEW JAPAN』の創刊を発表しました。この雑誌は日英バイリンガルで、国内外の読者に向けて日本各地の独自の魅力を発信することを目指しています。創刊号では、美しい自然や豊かな食文化が息づく「八重山諸島」を特集し、旅行者や地元の人々に向けて新たな発見を提供します。
創刊号の魅力
『THE NEW JAPAN』の初号には、石垣島や西表島など八重山諸島のさまざまな魅力が詰まっています。たとえば、ゲンキクールという石垣島を代表するドリンクや、藤本壮介が手掛けた「NOT A HOTEL ISHIGAKI」のデザインの舞台裏に迫ります。また、復活した帆船サバニや、地元の食文化を伝えるフードガイドも登場し、一冊で多彩な地域文化の深層に触れることができます。
日本を旅する新しい方法
さらに、『THE NEW JAPAN』ではオーダーメイドトラベルサービス「THE NEW JAPAN JOURNEY」もスタートします。これは、NOT A HOTELでの滞在を基盤とした、移動や食事、アクティビティを組み合わせた個別の旅を提案するサービスです。このプランニングは、地域に詳しいコンシェルジュが担い、地元の人々が愛する場所や特別な体験を盛り込んだ旅を実現します。
編集部の想い
このプロジェクトに関して、NOT A HOTELの代表濵渦伸次氏は、「私たちが掲げるミッションは“日本の価値を上げる”こと」と強調しています。地方に根ざした文化や自然の美しさを伝えることで、日本全体の価値をさらに高めていくことが重要であると考えています。
編集長のW・デーヴィッド・マークス氏も、「東京や京都だけが文化の中心ではなく、地方にこそ見過ごされている魅力がたくさんある」と述べています。彼の視点から、地域のエネルギーと美しさを見出し、これを弁えて新たな文化を形成していく重要性が語られています。
発売概要と今後の展開
『THE NEW JAPAN』は全188ページのボリュームを誇り、価格は4,378円で、公式オンラインストアでの販売がスタートしています。また、書店での取り扱いも今後予定されています。年二回の発行を計画しており、次号は2026年春に登場する予定です。
この新たな試みが日本文化の魅力を広め、地域に目を向けるきっかけとなることを期待しています。『THE NEW JAPAN』を通じて、まだ知られていない場所や文化をソーシャルメディアを通じて広めることができれば、日本の魅力がさらに深化していくことでしょう。
公式WebサイトやSNSも活用し、最新情報をチェック待っています。今後の『THE NEW JAPAN』の活動にぜひ注目してください。