漫画・アニメの著作権と法務トラブルを学ぶ講座
日本のアニメと漫画産業は、技術革新やグローバル展開に伴い、急速に成長しています。しかし、この成長の影には著作権の侵害や法務トラブルが潜んでおり、企業やクリエイターにとって重要な課題となっているのです。これらの問題を解消するための知識を身につける絶好の機会として、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が企画した「漫画・アニメの著作権・法務トラブル対処法講座」が2025年5月21日に開催されます。このセミナーの講師には、著作権法や法務分野に精通した福井健策弁護士が登壇。彼がどのようにこの問題にアプローチするのか、非常に注目が集まっています。
セミナーの概要
このセミナーでは、漫画やアニメに関連する法務問題を具体的に取り上げ、それぞれの課題に対処するための方法を学びます。講座では以下のような内容が含まれています。
- - 原作リスペクトと改変の問題:原作を尊重しつつ、アニメ脚本や演出においてどのような改変が許されるのか、またトラブルを防ぐためのポイントを解説します。
- - フリーランス契約の注意点:フリーランスのクリエイターによるデザインやキャラクター使用についての契約上の注意点を理解し、曖昧さを解消するための知識を得られます。
- - 音楽の二次利用に関する注意:配信や海外展開に伴う音楽契約の注意点についても詳しく説明されます。
- - 二次創作の法的な整理:同人誌などの制作における法的な基礎知識や共存のためのアイデアを紹介。
- - 国際的な著作権の問題:日本のアニメ作品が無断使用される場合のリスクや、海賊版の問題についても触れます。
講師プロフィール
福井健策弁護士は、日本及びニューヨーク州でライセンスを持つ法律専門家であり、日本大学藝術学部や神戸大学大学院、iUなどで客員教授としても活躍されています。エンターテインメント業界に対する深い理解を基に、企業やクリエイターに対して適切な法務アドバイスを提供しています。彼の豊富な経験と知識は、多くの参加者にとって貴重な資源となることでしょう。
セミナーの詳細
- - 日時:2025年5月21日(水)15:00 ~ 17:00
- - 会場:VIPOホールR(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)
- - 対象:コンテンツビジネスの法務・コンプライアンスに関わる方
- - 参加費:一般7,000円、VIPO会員5,000円(会員価格をお忘れなく)
- - 定員:40名(事前申し込み制、先着順)
- - 申込締切:2025年5月16日(金)17:00まで
このセミナーに参加することで、漫画やアニメに携わる方たちは、法務トラブルを未然に防ぐための知識と対策を身につけることができるため、必ず参加をお勧めします。事前に申し込みを行い、著作権についてしっかり学ぶ機会をお見逃しなく!
お問い合わせ
参加申し込みや詳細については、メール(seminar@vipo.or.jp)またはお電話(03-3543-7531)でVIPOセミナー事務局までご連絡ください。メールでのお問い合わせの際は、件名に「福井弁護士セミナー」と記載してください。
日本のコンテンツ業界の未来を守るため、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。