映画体験を広げよう
2025-11-14 09:58:34

病気や障がいのある子どもたちに映画体験を!クラウドファンディングが始動

病気や障がいのある子どもたちのための映画体験



NPO法人AYAが2025年11月14日から、全国47都道府県での「インクルーシブ映画上映会」を開催するためのクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、病気や障がいを持つ子どもたちとその家族に安心して映画を楽しんでもらうことを目的としています。

プロジェクトの背景



日本では、20人に1人の子どもが何らかの病気や障がいを抱えていると言われています。そのため、映画館に行くこと自体が難しい子どもたちが多く、外出に対する不安から映画館を諦めることが多いのです。このプロジェクトは、そうした体験格差を少しでも解消するために生まれました。

インクルーシブ映画上映会の特徴



上映会では、医療従事者が同伴し、照明を明るめ、音量を小さめにすることにより、参加者がリラックスできる環境を整えています。これにより、「声を出してもOK」や「じっとしていなくても大丈夫」といった自由な空間が確保されています。実際に参加した家族からは「家族全員で楽しめた」という声が寄せられています。

クラウドファンディングの詳細



最終目標は、未開催の3県、つまり徳島県、島根県、沖縄県での上映会を実施するために100万円を集めることです。クラウドファンディングの実施期間は、2025年11月14日から12月26日まで。集められた資金は、上映会開催に必要な医療従事者の帯同費用や会場費に充てられます。

1回の上映会には約30万〜50万円の費用がかかりますが、支援者によって全国47都道府県での映画上映会を実現し、2027年には「AYAインクルーシブ映画Day」として全国同時開催を目指しています。

参加者の体験談



実際に参加した母親たちからは、「初めて映画館に行けた!」という驚くべき感想や、「家族全員で笑えた」といった暖かい思い出を語る声が続々と寄せられています。

千葉県の母親は、「子どもたちと映画を観ることが夢だった。実現できて本当に嬉しい」とコメントし、福島県の40代女性は、「不安があったが、参加者たちの雰囲気が安心できるものでした」と、その思い出に感謝の言葉を送りました。

NPO法人AYAの今後の展望



AYAは、設立当初から体験格差の解消を目指し、様々なイベントを通して多くの子どもたちに新しい体験を提供してきました。医療従事者が全てのイベントに帯同し、安全安心な環境を提供することがAの強みです。また、全国の医療機関や教育機関、福祉機関との広がりを持ちながら、信頼のネットワークを構築しています。

代表理事の中川悠樹は、「最後の3県を埋めることが目標です。この最後の一歩を、一緒に実現できるようにという思いから、クラウドファンディングを選びました。皆さまの応援が必要です」と、メッセージを寄せています。

このプロジェクトは「Wings of Women powered by あすか製薬」の認定プロジェクトでもあり、社会課題を解決するために尽力する姿勢が評価されています。

参加を呼びかける



病気や障がいのある子どもたちが、映画館で家族と安心して過ごすためのあなたのサポートが必要です。ぜひ、NPO法人AYAのクラウドファンディングにご協力ください。プロジェクトページには詳細な情報が掲載されていますので、ご確認の上、支援をお願いいたします。

クラウドファンディングはこちらから。


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