ヤマハのD&I成功
2025-12-12 13:28:54

ヤマハが「D&I AWARD 2025」で4年連続最高評価を獲得し高い評価を得る理由

ヤマハが「D&I AWARD 2025」で4年連続受賞



ヤマハ株式会社が「D&I AWARD 2025」において、最高評価の「ベストワークプレイス」を4年連続で受賞したと発表しました。このアワードは、日本でダイバーシティ & インクルージョンに取り組む企業を評価するもので、ヤマハはその取り組みが高く評価されました。

ヤマハグループの取り組み



ヤマハグループでは、多様な人材を企業の新たな価値創造の源と位置づけ、個々の個性を尊重した公平かつ開かれた環境作りに注力しています。そのために、以下のような具体的な取り組みを行っています。

1. 育児と仕事の両立支援
ヤマハでは、育児と仕事の両立を支援するためにフレックス勤務や育児短時間勤務制度を拡充し、育児休職制度を法定以上に強化しています。特に、「男性育休取得率85%以上」を目指す取り組みや、超過勤務時間の抑制にも力を入れています。さらに、産後のパパ育休についても分割取得を可能にし、家族が計画的に育休を取得できるよう「育休ミーティングシート」を提供しています。

2. 介護との両立支援
ヤマハは、介護に伴う休暇制度も見直し、法定を上回る介護休職や短日・短時間勤務の制度を整備しています。これにより、従業員が介護と仕事を両立しやすい環境を提供しています。

3. 女性の活躍推進
女性が活躍できる環境を整えるため、ヤマハは女性活躍推進部会を設置しました。この部会では女性リーダーの育成や継続的な支援が行われています。また、30% Club Japanへの加盟やWEPsへの署名などの活動も行い、トップからのコミットメントを強化しています。

4. 従業員リソースグループ(ERG)の導入
ヤマハでは2024年から、従業員が自発的に参加できる「従業員リソースグループ(ERG)」を設けました。この取り組みは、社会的目的を持った活動を行うもので、例えば「ジェンダー」「LGBTQ+」「社内組織開発」など、多様なテーマで活動が進行しています。

5. コミュニティ支援
また、ヤマハは「東京プライド2025」にも参画し、より広範囲な社会的な問題への関心を高める活動も行っています。これにより、従業員がさらに参与感を持つことができる環境づくりに努めています。

ヤマハの理念



ヤマハの考え方として、執行役業務本部長である徳弘太郎氏は「多様な人材の個性を活かすためには、インクルーシブな組織風土と環境が不可欠」と述べています。企業としては、これからもDE&Iの推進に真摯に取り組み、新たな価値を創造し、全ての人々が豊かな生活を送れるような社会の実現を目指します。

まとめ



ヤマハが「D&I AWARD 2025」で4年連続で最高評価を受けた背景には、従業員の多様性を活かすための多面的な取り組みが存在しています。企業の社会的責任を果たしつつ、持続可能な成長を目指すヤマハの姿勢は、今後も注目されています。「D&I AWARD 2025」の成果を基に、さらなる進展が期待されます。


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