観客動員2万人突破!『104歳、哲代さんのひとり暮らし』の魅力
映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』が、広島県内の先行公開で観客動員2万人を超える大ヒットを記録しています。いよいよ、2023年4月18日から全国での順次公開が始まります。
映画のあらすじと特徴
このドキュメンタリー映画は、104歳の石井哲代さんが主人公です。彼女は、広島県尾道市で一人暮らしをしながら、地域貢献に尽力してきました。小学校教員を経て、退職後も民生委員として地域のコミュニティを支えてきました。哲代さんの毎日は、いりこの味噌汁を作ったり、近所の人達との交流を楽しんだりすることが中心です。
83歳で配偶者を失った後も、姪や近隣住民と助け合いながら、日々を明るく過ごしています。
哲代さんの老後の智慧は、映画内でも「なんでも美味しくいただく」ことが長生きの秘訣とされています。新たに公開された映像では、これまで映し出されなかった未公開モグモグシーンも公開されました。柏餅を作ったり、茹でた栗を楽しんだりするその姿は、まさに彼女の生き生きとした日常を映し出しています。
魅力の発信
映画のリリースに合わせて、俳優の吉行和子さんやタレントのYOUさんなどからも素晴らしいコメントが寄せられました。
吉行さんは、「何という素敵な生き方でしょう。これ以上の励ましはありません。」と、この作品が与えるインスピレーションの大きさを語っています。一方、YOUさんは「老後を自分らしく受け入れることが大切」と、哲代さんの生き方に学ぶ点を強調しました。
各界からの反響
ドキュメンタリー映画監督の信友直子さんも、その心温まるコメントを寄せています。「哲代さんのニコニコ元気な姿の奥には、人生の喜びや悲しみが詰まっていて、何度も感動しました」と述べ、哲代さんに対する憧れを表現しました。
加えて、フリーランサーの稲垣えみ子さんは、ある意味で普通の人である哲代さんの姿が多くの人に幸せをもたらす要素であると語っています。
公開情報
全国公開は、2023年4月18日から東京のシネスイッチ銀座を皮切りに、45館以上で順次行われます。詳しい上映館情報は公式サイトで確認できます。
公式サイト:
https://rcc.jp/104-hitori/
この映画は、104歳になった哲代さんの生活を通じて、「ひとり暮らし」や「老後」というテーマに新たな光を当てています。誰もが彼女の笑顔から力をもらい、人生への活力を感じることでしょう。ぜひとも、多くの方に劇場で体験していただきたい作品となっています。
作品概要
- - 原作: 石井哲代
- - ナレーション: リリー・フランキー
- - 監督・編集: 山本和宏
- - 撮影: 的場泰平、筒井俊行
- - 音響効果: 金田智子
- - 配給: リガード
- - 公演時間: 94分
- - 制作年: 2024年
- - ジャンル: ドキュメンタリー
- - ©「104歳、哲代さんのひとり暮らし」製作委員会